米フェイスブックは19日、住宅売買や求人、信用貸しでの広告に関して、郵便番号などを元に対象を絞る仕組みを廃止すると発表した。一部の広告主が低所得と思われる人を恣意的にはじいているとの批判があり、これに対応する。広告事業の収益性は落ちるが、差別を放置すれば社会的な信用が得られないと判断した。との報道。これだけでもファイスブックの利用は控えたくなる。最近ファイスブックから電話番号の登録を要求するバナーが出て来る。私の個人情報が不足しているのか?
いわゆるターゲット広告はウエブを見ている限り、日常茶飯事となっている。グーグルで検索すればそれはグーグルにとってデータ資産となり、興味がありそうな広告を瞬時にAI?が判断して配信してくる。毎日グーグルを使用するわけだから私の好み、趣味や仕事などの情報がかなり蓄積されているのだろう。
広告代理店は、巧みにこのシステムを利用して、ターゲット広告市場は1兆円を超えているようだ。今やテレビコマーシャルより、各個人へのターゲット広告の方が効果は有るとされ、人間業では無理でもAIなら膨大な消費者へのターゲットが瞬時に可能となっている。
これまで、アマゾンなど通販では購買履歴からお薦め品をメールで知らせてくる程度だが、将来はターゲット広告主から毎日のようにあれ買え、これ買えといってきて、命中精度が高くなると、送料無料なら買ってみようかともなり、その次は注文もしないのに「あなたの以前買った品物そろそろ無くなる頃です」と商品が送りつけられてくるかも。AIマケッターはそこまで狙っているというのは考えすぎだろうか