イチローが現役引退を発表し、マスコミはレジェンドたる数々の記録を載せて称えている。大リーグ歴代22位の3089安打、日米通算ではピート・ローズの大リーグ記録4256安打を上回る4367安打をマーク。
さらに
1994年、プロ野球史上初のシーズン200安打
2016年、メジャー通算3千安打を達成
2004年、大リーグのシーズン最多安打記録(262安打)を更新し、前人未到の10年連続200安打を達成
守備ではレザービームといわれた堅守で、メジャーではゴールドグラブ賞を2001年から2010年まで10年連続獲得、走る方では盗塁王を含め、成功率平均8割、最高の率では2006年0.957で、シーズン40盗塁以上を決めた選手の中でメジャー歴代1位となっている。
1994年、プロ野球史上初のシーズン200安打
2016年、メジャー通算3千安打を達成
2004年、大リーグのシーズン最多安打記録(262安打)を更新し、前人未到の10年連続200安打を達成
守備ではレザービームといわれた堅守で、メジャーではゴールドグラブ賞を2001年から2010年まで10年連続獲得、走る方では盗塁王を含め、成功率平均8割、最高の率では2006年0.957で、シーズン40盗塁以上を決めた選手の中でメジャー歴代1位となっている。
米国スポーツ記者の中には、イチロー選手は大リーグでは通用しないと予想した記者もいた。特に日本の野球をスモールベースと揶揄し、ホームラン重視のメジャーの歴史をひっくり返す数々の記録に、米国ファンは驚きを持ってその活躍を称えた。イチロー選手の米大リーグ通算3089安打のうち、単打が2514と全体の約81%を占め、俊足を利用した内野安打やバント安打の評価を高めた。イチロー選手の多くの記録は出場したWBCで日本が世界一になり、スモールベースボールの偉大さを認識させた功績を強調したい。私はマスコミは取り上げないがそこにイチローの功績があると思う。
さらにアスリートとして評価したいのは、怪我をしない生活習慣を身につけていることだ。故障者リストに入ったのはWBCの極度の疲労で胃潰瘍になった2009年開幕時の1度のみであり、21世紀以降ではメジャーリーグの試合に最も多く出場した選手で、食事、生活ルーティーン、負傷予防など、不断の努力の積み重ねで、他のアスリートも見習うべき点が多い。