次から次と大関が休場、大関が1人もいない場所とは?寂しい場所となり、横綱の相手が連日誰になるか、まるでクイズだ。幕尻にいる2敗で頑張っている照強を白鵬に当てたら等と言う冗談?も飛び出している。それでも木戸銭返せという客はいないから相撲協会は救われている。それにしてもつまらない場所となった。
若手の活躍が救いになるのだが、期待の前回優勝した朝乃山、阿炎は沈没、中堅で大関候補の御嶽海、正代も強いときと弱いときがはっきりし、優勝候補からは早々に脱落、優勝の記憶がある年寄りの玉鷲も大きく負け越し、怪我で休場した貴景勝、栃ノ心の強い大関が懐かしいかぎりだ。
以前にもブログで提案したが、相撲協会も元の4場所制に戻すことも含め、抜本的な対策を考えるべきだ。6場所制を維持するのであれば、公傷制度を拡充し、力士の回復を待ってから出場させる必要がある。6場所だと、負傷を完治しないで出ようとする。それが大関がいなくなった原因だ。2人の横綱も万善の体とは言えず、ハラハラしてみている。このままでは横綱、大関がいなくなる場所も出て来るのではないか。
また、専門トレーナーを各部屋に多数配置し、力士の健康管理や基礎体力作りを任せることが必須だ。力士の個人個人の努力を期待したり、頑張れ精神論だけでは負傷欠場がこれからも続出するだろう。