参議院6増は、新ゲリマンダリング
財政再建は延期に延期、消費増税は避けられないとしている与党自民公明、にも拘わらず気が狂ったとしか思えない参議院定員増だ。その原因は当に自民党の以下の都合による。三年前、1票の格差を......
新ゲリマンダリングの下、参議院選挙が始まった。与党は定数増については全く触れない。1年前に決めたので国民は忘れてるだろうとほおかむりを決め込んでいる。しかも、安倍首相はコンクリートをどんどん使う公共投資を増やすと地方票を狙って発言しだした。それをやり出したら国民負担増は明らかなのに、それには触れない。投票日まであと1週間、新ゲリマンダリングで当選する税金を食べる怪獣参議院議員を防ぐことは有権者はできない。衆議院とは異なる参議院の原点(注)を考え、日本の将来をほんとに託せるかという基準で候補者を選んでほしい。
注、参議院の原点は、衆議院だけだと政党政治の弊害たる多数党の横暴、腐敗、党利党略等生じる恐れがあり、それのチェック機能も含め国家、国民のマクロ的立場から政治機能を果たすのが役割とされてきた。 県の代表や地域の代表といった役割は本来はないはずだ。