日本の首相、税金使って政府専用機でニューヨークまで何しに行ったのだろうか?今世界で喫緊の課題は温暖化対策だ。先般の強烈な台風の被害が続いていることからも日本国民にとっても最重要課題だ。地球の未来が危険にさらされている。日本の政治は鈍感そのものだ。環境省の存在自体が問われている。日米貿易交渉交渉などそれに比較すれば小さな出来レースで、それだけを署名に行ったのだろうか?欧州各国首脳だけでなくあれだけ環境問題を忌避したトランプ大統領さえ出席した。
スウェーデンの高校生環境活動家グレタ・トゥンベリさん(16)は23日、国連(UN)気候行動サミットで、世界の首脳らが温室効果ガス排出問題に取り組まず、自分たちの世代を裏切ったと非難し、「よくもそんなことを」「本来なら学校に戻って勉強したいのに」と怒りをぶつけた。世界が歴史上初の子供の演説を注目した瞬間だ。
かつては京都会議等で温暖化防止で先頭に立ち、日本は世界をリードした。私も当時(電機連合政策局長)、シンポジウムを開催したり、街頭でビラや木の苗を配ったのだが、今や環境保護団体「オイル・チェンジ・インターナショナル」から二酸化炭素(CO2)排出量の多い石炭火力発電を活用し続けている日本政府は抗議される立場だ。
ニューヨーク公共図書館前の歩道に高さ約4メートルの安倍晋三首相を模したバルーンを展示。英語と日本語で「ストップ!石炭」と書かれた横断幕を示し、通行人らにアピールし、先進7カ国(G7)で今も石炭火力発電所を建設するのは日本だけだと批判した。今回ほど恥ずかしい思いをしたことはない。