コロナで明け暮れたこの1年、3月末の株価暴落は債券まで暴落し、どうなることかと皆思った。当時このブログで「年金生活者は少なくとも3か月は売買を控え、ボーと見ているに限る」と書いた。その次に「ボーと見てるだけでなく自分のポートフォリオが日に日に減少するのを見るのは辛いが、暴落にどの投信が頑張っているかチェックをする機会でもある」と書いて自ら実行した。
秋になり、いくつかの投信や米国ETFを解約し、コロナでも負けなかった投信が明確になったので乗り換えた。
自分の分散ポートフォリオを眺めると、米国のETFS&P500「VOO」や高配当ETF「HDV」、マイクロソフト、テスラ、の強さが目立つ、逆に日本のリートは住宅リート以外は大きくマイナスとなっている。日本の投信ではコロナ危機でも「DIAM新興市場日本株」は10年間?で5倍以上に増えている。運用会社のアセットマネージメントの腕に惚れ込みダメな投信を売り「企業価値成長小型株」に乗り換えた。
現在のポートフォリオはおおよそ日本株(投信と個別株)40%、米国他外国株(投信と個別株)40%、世界債券10%、日本リート5%で、利益に対する寄与は米国株が最大だ。今の低金利という情勢からかなり株式に対する比率を高くし、リスクを取っている。コロナ危機で世界の中央銀行がジャブジャブの金融緩和を続けるかぎり、株式を中心とした分散投資を続けるが、77歳になり認知症の心配をしなければならない。来年はその対策が課題となる。