ブログで昭島でのワクチン予約を紹介したところ、同級生のメーリングリストで、各自治体での混乱ぶりが寄せられた。PCでの申し込みについてはパスワードを使うところも有り、何回かアクセスしてたらパスワードが無効になったとか、アクセス不調で判ったことはIEだとダメ、エッジでなければとか、会場選択のボタンを押したらフリーズしたとか高齢者の悪戦苦闘ぶりがうかがえる。
顔を合わせると、「ワクチン予約できた」が挨拶代わり、田舎の方がきめ細かく対応しているようで、自治会単位で高齢者を集め、そこで自治体の職員が予約代行すると言った埼玉県入曽のようなところもある。世田谷区では電話であっさり繋がったが、品川区のようにアクセス制限を掛けており、繋がらないので午前中はダメだったとかこの国のDXの貧弱さをまたも味わっている。
オリンピックという期限がせまり、高齢者は7月中に接種と言っていたが上記のような狂騒曲では無理と判り、菅首相は自衛隊にたのんでの大規模接種を開始した。ところが自治体での接種予約と重なり、二重予約が続出、キャンセルは接種者だのみということに。8桁の予約番号は各個人へ自治体が発行しているのだから防衛省と自治体がシステムを連携すれば済むことなのにそんな簡単なことも出来ない。大規模接種会場でキャンセルさせることも考えない。自治体でワクチンが無駄になる恐れが出てきた。自治体では今度は余ったワクチンを誰に打つかで大騒動になる。