昨日はテレビでオリンピック男子ゴルフを見ながら、PCで楽天スーパー・レディース最終ラウンドの熱闘を見た。最終組は黄金世代の高橋彩華、プラチナ世代の吉田優利、新世紀世代の西郷真央と若手がいずれも初優勝を目指し躍動した。前半、15アンダーの高橋が引っ張り、後半は5連続バーディの離れ業で吉田(18アンダー)が抜け出し、初優勝を遂げ、賞金1440万円とベンツCLAを獲得した。後半一時は先輩の浜田茉優が15アンダーでトップに立ったり、比嘉真実子(15アンダーで2位)が追い上げたが、若手の勢いを止めることは出来なかった。
プラチナ世代では古江彩佳、西村優菜が既に優勝しているが、これに吉田優利が続き、3羽ガラスの誕生かもしれない、3人が共通しているのは160cmに満たない小柄ながら250ヤードは飛ばし、ショットメーカーであることだ。それと今回のオリンピックで話題となったメンタル面で強いことだ。微笑みを浮かべながらラウンドしている。緊張をほごしメンタルヘルスに良い傾向を与えている。引きつった大坂なおみの顔は可哀相だった。
最終ラウンド66で回ったのは吉田と西村、そしてオリンピック代表の稲見萌で、調子を上げてきており、期待できる。また14アンダーで西郷真央、浜田茉優と4位に入った新人リ・ハナ(韓国)は申ジエ(10アンダー)をこえ、注目された。