達成感か閉会式は伸び伸びとした雰囲気で各国選手団は楽しんだ。48時間で帰国という縛りがあり、大部分の選手には気の毒だったけど、テレビで視聴したことだろう。
何回か前のオリンピックからテロに遭ったイスラエル選手や功績のあった関係者への鎮魂の儀式が行われ、今回は巫女の装束を模したダンサーが踊ったが、日本はこの週、旧盆にはいる。登場したのが東京音頭、式場が一遍に明るい雰囲気になり、踊り出す選手も多く、東京人としては嬉しくなった。欲を言えば阿波踊りぐらい登場しても良かった。観光も出来ずに帰国する世界各国の選手団に、日本の祭りの一端を見せられて良かった。
そして、2024年パリ大会へ豪華着物の小池真理子知事からディオールドレスのアンヌ・イダルゴパリ市長へオリンピック旗が渡されバトンタッチが行われた。同時に、8時間時差がある青空のパリが大画面に写され、トロカデロ広場には既に帰国していたメダリストが集結「有り難う東京、パリで会いましょう」と声援を送ってきた。歴史有るパリではガラスの宮殿グランパレやルーブル宮殿庭園が競技会場になることも紹介された。驚いたのはエッフェル塔に翻るCGと思えるパリオリンピック旗で大きさはサッカー場ぐらい有るという。3年後には見られることだろう。
何とか頑張って、パリのオリンピックを見物したいものだ。