伊藤園レディス、2位と1打差の単独首位から出た稲見萌寧が、12番(パー3)からの3連続バーディーを含む、7バーディー、ボギーなしの65で回り、17アンダーで、ツアー通算10勝目を挙げた。8アンダー、2位タイの西郷真央、金澤志奈に9打差をつける圧勝で、先週古江彩佳に競り負けたリベンジを果たした。この日の稲見はショット、パットともにベストで最終日後半は頑張るベテラン上田桃子や若手の西郷、金沢を圧倒し、一人旅だった。
古江彩佳は最終ランド1アンダーでスタートし、ノーボギー5バーディーで追い上げ通算6アンダー5位にまで順位を上げたが賞金獲得レースでは稲見に引き離された。獲得賞金順位は
1、 稲見 萌寧 252,566,049円
2、 古江 彩佳 235,597,575円
あと2試合、賞金レースはこの2人にしぼられた。
西郷真央は今年度7回目の2位でめずらしい記録だ。稲見とは何回か競り合ったがメダリストの壁は厚かった。しかし、賞金獲得は4位172,687,891円に伸ばした。