かつて、現役の頃はロバート・モンダビのウッドブリッジが定番のワインだったが、値段が1300円~1400円で年金生活者が毎日飲むワインとしては縁遠くなり、現在はイエローテールに変わっている。ロバートは欧州をめぐり、生産技術を導入し、カリフォルニアワインを世界レベルまで引き上げた伝説の人だ。ナパバレーはかつて、会議で1週間サンフランシスコに滞在した時、気晴らしに訪れ、モンダビの親戚のワイナリーを訪れて試飲した思い出の地だ。
久しぶりにモンダビのワインをと、ヨーカドーのカベルネソービニヨン「ツイン・オークス」を味わった。2017年もので1000円弱、そのバランスの良さと旨さに驚いた。タンニンもしっかりしてやや重いが、フルーティでこの値段にしては凄い。もちろんセブンブランドなので、コンビニでも買える。モンダビといえば瓶の口が盛り上がっていてワインをそそぎやすくなっているがこれはさすがにスクリュー栓にしてコストを抑えている。
年金生活者には有り難いワインで定番のワインになりそう。セブンは各種のプライベートブランドワインを売っているが、ツイン・オークスはコスパ最高だろう。