日本は、世界経済フォーラムによる2021年の旅行観光開発報告書で、コロナウイルスに対する制限のために外国人観光客に閉鎖されているにもかかわらず、目的地のリストで最高位に初めてランクされた。という嬉しいニュースが飛び込んできた。
政府は対象国を指定して、外国人観光客受け入れる方針に転換し、来月あたりからインバウンドブームの再来を狙うにはグッドタイミングだ。日本は文化資源といくつかのインフラ部門で上位にランクされ、米国が2位、スペインが3位にランクされた。また天然資源で12位にランクされた。
インバウンドの経済効果は大きく、特に地方経済は潤う。オリンピック、パラリンピックで4000万人の目標を立てたが、コロナで挫折、もう一度チャレンジする良い機会だ。日本の木造寺院では世界最古の法隆寺とか姫路城のようなユニークな城郭などが世界の観光客を引きつける。
観光客にとって安全ということも重要で、その点日本は世界一だ。米国、スペインがランク入りしているが、両国とも1990年代までは危険な国で私が当時行った時はガイドに夜間外出の禁止や移動中もバッグは前にしっかりと抱えるようにといわれた。両国ともその後、行政の改善努力で観光できるレベルになった。最も米国は銃撃事件が最近頻発しているので、大都会の地下鉄は乗れない状況になりつつある。
観光客が多くなると、滞在中に事故や病気にかかる。日本人が外国に行くときには旅行保険に入るように、外国人観光客も日本滞在中に、医療保険を義務化することが必要だ。コロナがおさまらない内にはなおさらだ。お持てなしも重要だけどいざという時の手厚い看護も日本観光を評価されることになるだろう。