行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

駅弁旅情

2017-11-12 12:33:18 | Weblog
伊豆に行く用事があり、久しぶりに踊り子号に乗車した。駅弁を買おうと東京駅中央コンコースにある駅弁屋を覗いたらものすごい人で、しかも雑多の人種であふれてる。そういえば最近は駅弁が静かなブームで、ヨーカ堂でも駅弁売り出しをやると、早めに行かないと人気のある駅弁はすぐ無くなってしまう。

学生時代は、学割を利用してもっぱら国鉄で旅行をした。旅先での駅弁には思い出がある。北海道だとイカめしや鮭いくら弁当で、これは今でも買える。最近は摩周湖の豚丼弁当が人気らしい。

関東では、よく買ったのが深川めし、あさりの炊き込みご飯にハゼの佃煮が載ったあっさり系、最近は復刻版として売っている。各駅停車に乗ると、大船で鯵の押し寿司をもとめた。

西日本では、京都の鯖ずし、ちょっと高いが素晴らしい味だった。広島では穴子弁当、これはヨーカドーでも時々、手に入る。九州では熊本のうなぎ弁当、これでは温めて売っていたが、今でも有るのだろうか?

あと、富山の鱒寿司、高崎のだるま弁当、軽井沢の容器がゴルフボールのゴルフ弁当など思い出深い。

最近は和牛を使った御当地弁当が人気だが、値段が高いのが難点だ。駅弁の平均価格は1300円ぐらいで、もっとも安いのは、千葉の豚カツ弁当で500円で売ってる。

駅弁は外国人にも人気があり、欧州へ旅行すると、弁当コーナーがスーパーにあるほどだ。駅弁文化はグローバルに広まるかもしれない。
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