イオンが新聞の一面広告で大々的に打ち出したチリ産580円ワイン、コンドル、よほど自信があるのだろうと思い試してみた。チリ産のワインは品質が良くコンチャイトロやコノスルがポピュラーで年金生活者向け、ロスバスコスとなると日常飲める値段ではない。
コンドルの白はシャルドネとセミヨン種から作られ、この取り合わせ、今では結構珍しい。よく飲むコンチャイトロのフロンテラはシャルドネ種だけだ。このためかコンドルの方が同じ辛口でも淡泊過ぎて値段の差(100円程度)ぐらい及ばないが、まあ寿司にはコンドルでもいける。
赤のコンドルは白よりできが良い。チリのカベルネソービニヨンは定評があるがその伝統をテーブルワインにするとこうなるという感じだ。2011年産という若さだがテーブルワインをこえていると言っても言いすぎでは無い。定番イエローテールのカベルネソービニヨンには及ばないが、年金生活者のワインがまた増えたことと何よりも580円という値段が嬉しい。
レストランでも気取らずに年金生活者のワインを出してほしい。グラスワインで800円も取る店があるが、このワインなら200円、300円で出せるだろう。
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