世界ランク1位のアタヤ・ティティクルや5位のミンジー・リーなど米国ツアーの選手を迎えての大会、日本選手のレベルが判るので注目した。3日めまでは上田桃子や鈴木愛といったベテランが首位を争い、先週の金田久美子に刺激されたかと期待したが、最終日は息切れ、スコットランド出身米国ツアーのG.ドライバーグ(29)が米ツアー7年目で初優勝という成果を勝ち取った。しかし、5位タイまで8人の内、日本勢は6人を占め、日本女子のレベルの高さが証明された。
優勝したドライバーグは飛距離は日本選手並みだが、フェアウェイキープ率は高く、正確なショット、パットも3Rめからグリーンに慣れたためか25に改善した。結果最終日は7バーディノーボギー20アンダーと終盤は独走状態だった。2位は永井花奈が最終日8バーディで追い上げ、16アンダーと大健闘、3位は15アンダーのリン・グランド、4位は13アンダー西村優菜、前年優勝者の古江彩佳は12アンダーで上田桃子、山下美夢有と5位タイ。日本のメルセデスランキングこれまで山下、西郷、稲見、西村の上位順位は変わらない。
因みに、古江彩佳の米ツアー初優勝はスコットランドオープンで、スコットランド出身のドライバーグは日本で初優勝ということで分け合った形。
世界ランキング1位の19歳アッタヤ・ティティクル(タイ)は通算10アンダー10位タイ、最後までグリーンに悩まされ、平均パットは31だった。
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