毎週、感動した女子プロゴルフツアートーナメント、JLPGAアワード受賞式が行われ、印象に残る思い出を振り返ってみた。
若手の活躍が目立ったが何といってもその中で代表するのが山下美夢有(21)だろう。小さな身体でも、鍛え努力すればトップになれることを証明した。国内メジャー2勝を含む今季5勝、メルセデス・ランキング1位で年間最優秀選手賞を受賞、史上最高となった年間獲得賞金額、日本人選手として初めて年間平均打数が70を切った平均ストローク部門などと合わせ5冠に輝いた。
栄誉賞は、山下のほか、開幕から出場10戦5勝をマークした西郷真央(21)だが、前半の勢いでは今年何勝するのかと思ったが、後半崩れ、最終試合では35オーバーという記録を作り、ゴルフの精神面での重さを感じさせた。楽天スーパー女子で4日間大会初のノーボギー優勝を達成した勝みなみ(24)は飛距離を伸ばし、来年度は米国ツアーでの活躍が楽しみだ。
新人賞は日本女子プロを19歳133日の大会最年少記録で制するなど今季2勝の川崎春花が受賞したが、精神面での強さが印象に残り、将来が嘱望される。
輝き賞は日米両ツアーで1勝ずつを挙げた古江彩佳(22)に贈られた。特にゴルフの聖地スコットランドオープンでの優勝は150cmの小さな身体で世界を驚かせた。来季は米国ツアーで注目される選手になるだろう。
敢闘賞は印象に残る活躍をした選手として、樋口久子三菱電機優勝の金田久美子(33)、大王製紙エリエール優勝の藤田さいき(37)、NEC軽井沢72でのツアー初優勝からCAT女子まで2週連続優勝を飾った岩井千怜(20)が選ばれた。若手の大活躍の中でけがを克服し11年ぶりに優勝した金田久美子の感涙が印象的だった。
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