昨日、何年かぶりでジョージアのワインを飲んだ。もっともジョージアというより、旧名グルジアの方がぴんと来るし、ワインのブランドとして5000年来培って来たグルジアの方が私は良いと思うが、国名を変更ということは政治的な事由なのだろう。クレオパトラもグルジアワインをこよなく愛したと言われ、グルジアワインは『クレオパトラの涙』とも呼ばれていると聞いた。初めてグルジアワインを飲んだのはサンクトペテルブルグのレストランで、30度を超す暑い夏だった。ウエイターが持ってきた待望のグルジアワインは瓶も熱くなっており、酸化していて冷蔵庫のものに交換して貰った。ウエイターは赤ワインは常温でと言うので、28度以上になると酸化するよと言ったら驚いていた。寒い国が30度を超す気温になることは極めて珍しいので仕方が無いかと思った。このワインはサペラヴィと言う葡萄の種100%、果実味が豊富で、グルナッシュに近い味わいで日本では珍しい。ジョージア伝統的な品種で、クレオパトラが飲んだと思うと嬉しくなるが日本ではなかなか手に入らない。ロシアがグルジアワイン輸入禁止と聞き、量には不足がないはず、商社頑張って
白はマナヴィという品種のワインを初めて飲んだ。ドライタイプで寿司に良く合う。
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