行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

米女子プロゴルフツアー 全米女子オープン、畑岡またも無念

2023-07-11 16:45:46 | スポーツ

21年の全米女子オープンは笹生と畑岡が日本人同士でプレーオフ、笹生が勝ち畑岡は涙をのんだ。今回は畑岡3ラウンドまで首位をキープしながら最終日1打差の単独首位で出て1バーディー、5ボギーの76と奮わず、通算3アンダー6打差の4位となった。

1打差2位で出た25歳のアリセン・カーパス(米国)がショット、パットともに正確性を発揮して6バーディー、3ボギーの69で回り、通算9アンダーで米ツアー初優勝をメジャータイトルで飾った。
米国は猛暑で苦しんでいるが、モントレー(米カリフォルニア州)は別世界でセーターを着込むほどの気候、かつてサンフランシスコに出張のおり、わざわざランチしにペブルビーチのクラブハウスに出かけたことがある。ペブルビーチは美しい海沿いコースで誰でも一度は挑戦してみたいコースだ。

5大メジャー歴代最多11人が決勝ラウンドに進んだ日本勢では、米ツアー1勝の古江彩佳が2アンダーの6位で日本人12人目のトップ10入りを果たした。初メジャーの木下彩は72で回って13位と大健闘を見せた。21年大会覇者の笹生優花は71をマークして20位。西郷真央は73で回り、8オーバーの33位。初メジャーの岩井千怜は74で回り、10オーバーの48位。佐藤心結は71をマークして11オーバーの53位。米ツアー3勝の野村敏京、初出場の川崎春花はともに73で回り、64位。76だった三ケ島かなは14オーバーの68位。勝みなみは75、16オーバーの71位だった。

賞金総額は史上最高の1100万ドル(約15億6200万円)で、優勝賞金も史上最高の200万ドル(約2億8400万円)。4位タイの畑岡奈紗は48万2136ドル(約6967万円)を得た。6位タイの古江彩佳は36万9402.5ドル(約5263万円)と国内ツアー優勝賞金の3倍ほど。
メジャー初出場の木下彩は13位タイで16万7641ドル(約2388万円)を獲得し、これまでの生涯賞金を上回り、大喜び。予選を通過した日本勢で最下位の71位タイだった勝みなみも2万876ドル(約297万)を獲得した。

22人中11人半分が予選落ち、国内王者の山下美夢有、岩井明愛、渋野日向子など、国内ツアーとは大きな差があるのだろうか?これを糧に飛躍して欲しい。小さな古江彩佳が米国ツアーで活躍しているので、飛距離の問題ではない何かがあるのだろう。

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女子プロゴルフツアー ミネべアミツミレディス、帰ってきた小祝さくら

2023-07-09 21:29:41 | スポーツ

ゴルフは自然との闘いでもある。地の利があることが今回のツアーでは明らかになった。4日間北海道出身の3人がトップを走った。結果は北広島市出身の小祝さくらが3バーディー、2ボギーの71で回って通算12アンダーで逃げ切り、初の地元優勝を飾った。今季初勝利、ツアー通算9勝目。

苫小牧市出身の菊地絵理香は9アンダーで2位、ルーキーの千歳市出身宮沢美咲はさすがに最終日最終組での優勝争いは重かったか、6アンダー5位だった。北海道のゴルフコースは洋芝で慣れない選手はラフからのショットは芝が絡みつき苦労する。2位タイと追い上げたのが、この日のベストスコア68をマークした穴井詩、初日は77もたたいた。後のインタビューで「ラフからのショットが難しく、修正を重ねながら最終日は68となった」と言っている。さすがベテランだ。先週優勝した桜井心那は2アンダー11位、好調だった桑木志帆は2オーバー31位と苦戦した。、

これまで北海道で優勝したことのない小祝にとって、地元での優勝は夢だった。2020年8月のニトリレディスでは笹生優花に2打及ばず2位に終わった。8日の第3ラウンド後には「その時にまたリベンジしたい、いつか優勝したいという気持ちが強まった。北海道での優勝はずっと目標」と話していた。

次回の北海道でのツアーが楽しみだ。

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今月のワイン、サンタ・クリスティーナ キャンティ スペリオール

2023-07-08 17:49:39 | ワイン

久しぶりにイタリアキャンティのDOCGワインを飲んだ。旅行をひかえていたので、JALのマイルが期限切れになるというので、ワインに替えてもらった。買うと3000円クラスなので普段飲みの3倍もする。サンジョベーゼにメルローをブレンドしている重厚な味と、香りが漂うさすが名門アンティノリ社を代表するワインだ。

解説によると、「キャンティ地区では例年早熟のメルロは9月中旬に、サンジョヴェーゼは10月に収穫しています。その後は品種ごとに分け、25℃以下に保ったタンクでメルロは7~8日間、30℃に調整されたタンクでサンジョヴェーゼは10~12日間発酵を行いステンレスタンクにて熟成。こうして造られるワインは、厚みがありつつ上品で滑らかなタンニンが広がる味わいに仕上がっています」

実に丁寧に作られたワインだと思う。

サンタ・クリスティーナ・キャンティ・スペリオーレ

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ジェンダーギャップの解消度は世界で125位と後退

2023-07-07 22:12:36 | 政治

世界経済フォーラムは2023年のジェンダーギャップの解消度をランク付けで発表。各国の男女格差を「経済」「教育」「健康」「政治」の4分野で評価し、国ごとのジェンダー平等の達成度を指数にしている。「0」が完全不平等、「1」が完全平等を示し、数値が小さいほどジェンダーギャップが大きい。1位は14年連続アイスランドで、スコアは0.912と、146カ国中唯一0.9を超えた(ジェンダーギャップの90%以上を解消した)

日本の総合スコアは0.647で、前年(0.650)と比べてわずかに後退した。G7(主要7カ国)をみると、ドイツ(6位)、英国(15位)、カナダ(30位)、フランス(40位)、米国(43位)、イタリア(79位)と続き、日本(125位)は最下位。アジアでもフィリピン(16位)、シンガポール(49位)、ベトナム(72位)、タイ(74位)などが上~中位につけ、日本は韓国(105位)や中国(107位)も下回った。

特に政治分野のスコアは0.057で、順位は146カ国中138位と最下位クラス。前年(0.061、139位)から改善がみられていない。衆議院の女性議員比率は1割にとどまり、過去に女性首相がひとりもいないことも足を引っ張っている。なお、2022年7月の参院選では当選者に占める女性の割合が過去最高の28%となったが、参議院なのでスコアには反映されていない。

国会議員(衆院議員)の男女比 0.111(131位)
閣僚の男女比 0.091(128位)
過去50年間の行政府の長の在任期間の男女比 0.000(80位)
次期衆議員選挙では2割以上の女性議員比率を各政党が目標とするべきだ。
経済分野のスコアは0.561で、順位は123位。こちらも前年(0.564、121位)から足踏みしている。労働参加率の男女比、同一労働での賃金格差などあらゆる項目に課題があり、特に女性管理職比率の低さは、世界的にみても下位に位置している。

労働参加率の男女比 0.759(81位)
同一労働における男女の賃金格差 0.621(75位)
推定勤労所得の男女比 0.577(100位)
管理的職業従事者の男女比 0.148(133位)
6月21日のこのブログで書いたが、女性の参加率は企業価値向上と正比例するので、企業は邁進するべき課題だ。

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年金生活者のマネー、株式投資をいてる人としてない人で大きな格差が

2023-07-05 21:18:38 | 年金生活者

今年も半年が過ぎて、マネーの運用について調べると、株式投資をしてる人としてない人との間に大きな格差が出ている。
世界の中で日経平均の上昇が注目されているが、この半年約30%も増えた。日本株(日経平均)に1000万円投資している人は6か月間で300万円も増えている。

米国株式はどうかというと、このブログでコアに持つことを推奨してきたS&P500は15.9%増だが、円安がこの間進み、円換算すると27.7%増にもなる。1000万円投資していれば277万円もふえている。

更に、ハイテク中心のナスダックは38.8%も上昇しており、円換算すると52.9%にもなる。1000万円投資していれば529万円もふくらんでる。

預金だけの人はインフレが3%~4%になっているので、実質マイナスという残酷な結果で、この傾向は来年にかけて更に続くので、預金だけの年金生活者は今からでも考えたほうがよいだろう。
基本的には
個別株より、安定している日経平均株価に連動するETF,投信、米国株はS&P500に連動するETF,投信をコアに考える。

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女子ゴルフ、新星誕生、19歳桜井心那

2023-07-03 17:41:30 | スポーツ

資生堂 レディスオープン、山下美夢有が休場で、岩井ツインズの優勝を誰が阻むか注目された。岩井と同期の桑木志帆(20)が存在感を見せたいと首位を走ったが、桜井心那が最終17番、18番で連続バーディという離れ業で追いつき、プレーオフに入った。
舞台は18番パー4(364ヤード)。1ホール目はともにパーセーブし、迎えた2ホール目、桜井のティショットは260ヤード近く飛ばし、フェアウェイセンターへ、ピンまでは残り90ヤードの会心のあたり。桑木も負けじとティショットをフェアウェイに置き、2打目はピン手前4m弱につけた。櫻井はピン奥約2.5m。上りの桑木に対し、桜井の方がやや難しいラインだった。2人とも初優勝というプレッシャーの中でのパット、桑木のバーディパットがとどかず、桜井は下りだが強めに打ち出したボールはラインに乗ってカップイン。3位には岩井明愛が1打差で先週に続き涙をのんだ。

桜井心那はルーキーイヤーの2022年ステップツアーで5勝したステップ女王だけあって、最後まで冷静に闘った。プロ2年目の2023年1月には台湾女子ツアーの開幕戦「日立レディースクラシック」で優勝しており、ただ者ではない。今回の初優勝をきっかけに山下美夢有、岩井ツインズを脅かす若き新星の誕生だ。

19歳の桜井心那のゴルフは攻撃的で、プレーオフのコースでも250ヤード飛ばさないと超えない右バンカーの上を迷わず狙ってギャラリーの喝采をあびた。先輩の桑木志帆も飛ばし屋の方だが、このドライバーでかなりプレッシャーを感じたのではないだろうか。ここまで来ると心理戦になる。

2021年度のプロテスト合格組では、川崎春花、尾関彩美悠に続くツアーV、新黄金世代になるかも。次週は山下、岩井ツインズ等有力選手が全米オープンに参加するため、連続優勝も夢ではない。

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昭島市民会館の池に再度鴨の親子がやって来た

2023-07-01 22:47:17 | 昭島

先月、鴨の親子が引っ越してきて、育ち、無事多摩川にたどり着いたことはすでにブログで報告した。

ところが、先週から鴨のつがいが市民会館の池で日向ぼっこをしているので、また小鴨を産んでくれるのかと期待していたが、本日11羽をつれた親子が市民会館の池で泳いでいる。再度の到来とは珍しい。

カラスの鳴き声もしており、無事育つことを願いたい。

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