週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#297 -’17. 常備軍を廃止したコスタリカのショア・エクスカーション(その二)

2017年10月13日 20時33分02秒 | 海外旅行(南北アメリカ大陸)
#296 -’17. 常備軍を廃止したコスタリカのショア・エクスカーション(その一)の続きです。

コスタリカの旅をアップせずにズッコケていました。
写真を見てスレッドをアップするとその時の出来事も風景も走馬灯の如く蘇ってきます。


バスに揺られて船に戻ってきました。
几帳面と言うか、律儀と言うか桟橋の手前で降ろして頂き、街へ行きたかったのですが、桟橋の船の所まで届けるのが義務との事で船の所まで来ました。
コスタリカ人の国民性の表れでしょうか。
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係留ロープにペリカンがとまっていましたから由としますか。
係留ロープの先にはネズミ返しが付いているのが普通ですが、今回写真を見ると付いていない様にみえました。
再度、シッカリ原本の大きな画像で見ると船の直前の所に付いていまいした。
あれでは、ネズミは難なく船に乗り移ってしまいます。
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桟橋を通り直ぐ先の小さな街へ。
添乗員さんからも危険との注意はありませんでしたので、家内と二人で買い物に街と桟橋脇の出店へ。
桟橋から下の砂浜を見ると砂の芸術です。
勿論、観光地では写真を撮ればそれなりの料金と言うか心付けが必要です。
でも、渡すにも渡せません。
お金を投げるのは失礼ですし。
キリストと人魚です。
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コスタリカの国旗と左の旗は何だか分かりません。
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奴隷や荷役などの労働者の銅像のかも。
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桟橋から直ぐ先の小さな街です。
数ブロックも歩けば賑やかな中心から出てしまう程度です。
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桟橋方向の海岸に沿って並ぶ出店です。
こちらで、ワインラックを買いました。
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船に再度戻ってきました。
ご覧の通り写真を撮っている辺りは海岸線あたりです。
この大きな船の喫水が確保できて居たのか、写真を見てそんな事を思ってしまいました。
それと言うのも、一直線の海岸に桟橋が長く直角に海に突き出ている形状です。
砂浜の先に海面下数メートルをゆうに越える船が座礁もせずに停泊しているのです。
その時は何の疑問も感じませんでしたが、大変な事です。
シッカリ、何メートルの余裕があるのか理解して係留されている筈です。
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この二種類の四つの印をご存じですか。
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冷たい飲み物と、ギンギンに冷えたおしぼりを頂きます。
地面の大きなバケツは、そのおしぼりを入れる所です。
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キャビンに戻ってきました。
私たちの上は突き出ているので、雨などがデッキに入ってきにくい形になっているので良いかも。
上はパブリックスペースです。
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停まっている居る海岸はご覧の通り砂浜の海水浴場です。
護岸がコンクリートで作られて物ではありませんから、潮で海底の形状も変わる筈です。
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直ぐにオープンスペースのカフェテリアに行って軽い食事です。
ここには写っていませんが、スパゲッティも頂いています。
枚数がアップするので載せるのはカットしました。
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海には海鳥が羽を休めて波間に漂っていました。
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イクノスの船籍を表す国旗です。
この旗の示す国に所属する船です。
この旗の国をご存じですか。
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部屋に戻ると、アフタヌーン・ティーの出前が配膳されていました。
今まで一番、親しくなったエドウィンが私達がいないけで盛り付けしてくれたのです。
フィリピン人のバトラーですが、フレンドリー且つ心配りの出来る素晴らしい人でした。
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近場からもう一枚です。
日本人にはそれ程食べる習慣のないオリーブの実などこれでもかと言う程ありました。
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夕飯は指定されたディナー用のテーブルがありますが、行っても行かなくてもかまいません。
この日は、オープンのビュッフェ・コーナーでの食事です。
セレブリティークルースのお寿司はそこそこ食べられます。
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桟橋を後にしてパナマ運河に向かいます。
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街の明かりが瞬いています。
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街中と出店で買い求めたおみやげです。
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桟橋を出て直ぐ脇の出店が並んでいた一角で買い求めたワインラックです。
絵もデザインも最高で凄く気に入っています。
これを買う時には少し込み入った経緯がありました。
そのご主人の信念には敬服しました。
内容は秘密です。
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9番の写真のサインはバルバス・バウと言うものです。
船の造波抵抗を打ち消すために、喫水線下の船首に設けた球状の突起です。
水面下にあるので見えませんが、水面下の船首が伸びている事(バルバス・バウが付いていること。)を表示して事故を防いでいます。
右の三つのマークはバウ・サイドスラスターのマークです。
大型船がタグボートの助けを借りずに、横移動などが出来小回りが利きます。
扇風機を付けたようなアジポッドとは少し異なります。


15番の写真の国旗はマルタ共和国の商船旗です。
セラブリティクルーズの船籍は、地中海のマルタ共和国のようです
コメント (8)
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#296 -’17. 常備軍を廃止したコスタリカのショア・エクスカーション(その一)

2017年10月13日 13時51分09秒 | 海外旅行(南北アメリカ大陸)
コスタリカの常備軍を廃止した事のスレッドではありません。
コスタリカに行った時の過去のスレッドを探しましたが、こちらのWi-Fiのアップしたもの一つだけでした。

それでは、コスタリカの画像を中心にアップです。
メキシコから南米までは陸上での移動は少し危険が伴うので船に乗っての旅を選択 しました。
世界情勢や地理など大好きですが、自分自身の中でも特に中米諸国は情報の少ない地域でした。
訪問する事が無ければ、コスタリカが1948年から常備軍を廃止している事など知る由もありませんでした。
また、ガテマラやこちらのコスタリカも自然保護に熱心で居る事を教えて頂いた。

部屋のTVの画面で船の現在地など確認できます。
ガテマラからコスタリカに到着直前です。
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私達が選んだショア・エクスカーションの始まりです。
3番のオシャモジを持った男性の方に一日案内頂きます。
バスに乗り、川船にのり汽車に乗り、バスに乗り船に戻ってきます。
盛りだくさんの一日です。
安全と効率を考えると、船会社の主催するエクスカーションに参加するのが一番です。
コンダクターの方の書類を読むと、パシフィック・トレイン、ボート&バス・アドベンチャーとなっています。
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船では色々の旅の仕方がありますから、船に残る人も。
個人的に街に出る人も。
見送られ出発です。
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桟橋のすぐ右わきの浜辺に打ち上げられている木の株に座る男性。
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振り返り我等のお宿です。
ホテルが移動してくるのと同じですから、楽な事楽な事。
我が家の宿のお船は、セレブリティー・イクノスです。
パナマ運河を渡りますので、船の大きさはパナマックスです。
船の幅は旧パナマ運河(私達が通過した時は改修前の閘門です。)より船幅は広いですが上の所です。
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見える所に張る事になってショア・エクスカーションの#3のワッペンです。
アリゾナで買ったキャップに付けた。
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これから川船に乗ってジャングル・クロコダイル・サファリに参加です。
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いよいよ川船に乗船です。
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川岸の泥の上で日向ぼっこしているのがクロコダイルです。
流木ではありません。
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川船でのジャングルクルーズを済ませてから昼食です。
今日も盛り沢山ですからイクノスに戻る時間はありません。
エクスカーションに入っている食事です。
マリンバの生演奏を聴いてのブッフェランチです。
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バスに乗って今度はディーゼル機関車の牽く列車に乗車しての旅です。
車窓からコスタリカの風景や自然を眺める旅ですが、取り立てて素敵な景色でもありませんでした。
でも、それがコスタリカですから。
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エクスカーションに#3のバスと列車です。
取り立てて駅と言った所ではありません。
道の踏切の所に列車が停車していてバスから乗り換えです。
既に、他の場所から来た同じ船のエクスカーションの方達も乗っていました。
今乗り換えて写真撮影しているのは私たちのバスです。
私達が到着してから15分後ぐらいに出発しました。
ノンビリしていると言えばノンビリしています。
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子供が一生懸命手を振ってくれていました。
人が沢山乗った列車が走る事は無いと思います。
なので、大変めずらしいのでしょう。
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この下の河にも野生のワニが住んでいるのかも。
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バスに乗り換える場所に着きました。
別に駅ではありません。
乗って来た列車の脇にバスが横付けする事が出来るのが此処だったと言う事のようです。
何とも長閑ですね。
貸し切りですから、地元の方が乗る旅客列車が走っている雰囲気はありませんでした。
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列車からダイレクトにバスのステップに乗り換えます。
効率的と言えば効率的かもね。
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木の素敵な客車です。
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列車でお世話になった車掌さんともお別れです。
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この後はその二に続きます。


ここからは、カントの「永遠平和のために」の引用です。

第一章 この章は、国家間の永遠平和のための予備条項を含む
  第三条項  常備軍(miles perpetuus)は、時とともに全廃されなければならない。

省略ーーー常備軍が刺激となって、たがいに無際限な軍備の拡大を競うようになると、それに費やされる軍事費の増大で、ついには平和の方が短期の戦争よりいっそう重荷となり、この重荷を逃れるために、常備軍そのものが先制攻撃の原因になるのである。
ーーー省略
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