花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

熊本栄司 作陶展

2009-06-01 | 文化・茶道
今週末はいよいよ恐ろしい社員旅行です。
幹事の私はもうすでになんだかプランを組んでいる段階でくたびれて「私、行かなくてもいいかも」な気分になってます。

ああ、旅行社に勤めなくてよかった。




さて、『熊本栄司 作陶展』 開催中です。

いよいよ待望の東京進出!!

大好きなオトコマエ陶芸家、熊本さんが待ちに待った東京での初個展を"東急吉祥寺店"で開かれておりまして。。。友人と激励(ただ邪魔しに??)に行ってきました。

東京に彼が来てからというもの・・・雨・雨・雨
雨男でしたっけ???

いやいや、東京空がの歓迎のあまり涙したのでしょう。

熊本さんと言えば、渋派手と言うべきか?炭化焼成された地に一見ド派手な金彩銀彩や泥彩。
真っ白く塗り込めた器に金・ピンク・紫・赤・・・等などの濃い色彩をちりばめた器。
私の印象はこうなのですが。。。




壁には縦80~90センチほどはありそうな大きな壁掛け
この銀彩は酸化して曇ることはない素材だそう

奥の壁掛けは30㎝ほどの小ぶり(?)なもの




黒に金銀って映えるんですよねー
いがいと私、派手好きだったりします

宝くじ1等をどーんと当てて立派な家が持てたら必ずこれを飾るわ!と約束
待っててね。。。???









 





10~12センチほどの花器






鮮やかな赤や黒、流れるような文様も炭化による技

炭化焼成については陶芸家・熊本栄司の陶芸春秋(旧ブログ)にあります












楽しくなるティーカップ






お酒が輝かしく変身しそうなぐい呑み
ゴージャスな気分で飲みたいときに!






古典的な釉薬を使った器もあります

まあね。。。古典的って言ったってそれが始めて焼かれた時には斬新なものだったことでしょうよ
と思うので他の個性的と思える炭化や彩色が古典と言われる時がくるかもしれなかったり?







大作の花器






女性ファン多し!



美しい曲線やキリッとした輪郭の中に危うさがあるような、そんな姿に魅力を感じます。
あ・・・熊本さんのことじゃなく作品のことでしてよ♪




と、なめるように作品を見たあとはお楽しみの「宴会」~


吉祥寺なんて全然わからない3人だったので・・・中央線ならばブログ「ウチごはん&ソトごはん」で探せ~とばかりにチェックして見つけたノ貫(へちかん)の記事を頼りに。


おいしいお料理にお酒もすすみ(お酒がすすんだのは私だけか?)、久しぶりの再会で話は尽きることなくあっという間に時間が過ぎてお開きとなったのでした。



個展は6月2日まで

日程:5月28日~6月10日 (6月2日まで滞在)
場所:東急百貨店吉祥寺店8階工芸品