作ったまま動作確認をまだしていなかった手押し鉋,今日はいくらか暖かい感じなので,さっそくお試ししました。
いちおう角棒でやってみたんですが,まあ我慢ごろではないでしょうか。
2面だけ削って確認でした。
そこで改良点2つ。
まず鉋のスイッチはかなり操作しづらいので,外付けのスイッチコンセントでやりました。
それからかんな盤が小さいので,振動で動いて危ない。固定が必須ですね。このように作業台の固定して使いました。
ネットで見る作例がみな大きめに作っている意味が分かりました。ちなみに下の万能作業台を2つセットで作ったのですが,かなり実用的で良いです。これは作って良かった。
さて,今日軒下工作をはじめたもう一つの目的がこれ。
電動かんなで広い面積を均等に削るジグ。いろいろ作例を見てみると,長い雪車を着けて安定的に削ろうというものがほとんど。
確かに安全で安定した作業ができそうですが,広い工作室や収納があるわけでもないので,できる限りシンプルにしたい。
ということでダメ元で試作してみました。前ソリタイプ。問題点は,削りはじめの尻下がりと,削り終わりの前屈みで傷がついてしまう点。でも,プロはこんなジグも使わないで,カンナ一つでやってるわけですから,注意しながらならできるのではないかと・・・(甘いかな??)
板は片側2枚を用意します。
手持ちの関係で,50×130mm。厚さは21mm。
makitaのこの機種のガイド用の穴は10mmなので,ここに木工用の10mmのドリルを挿して,アナ開けの位置決め。
もう一種類は高さ調整用の案内板。約5cmの可動とします。まともな木がなくて,MDFにしてしまいました。
これまた手抜きで,手持ちの関係から,後ろの穴は8mmになっちゃいました。
あとはジグソーで,
これを合わせます。
この位置が厚さ調整なしの場合。
スライドさせて,
高さ,というか厚さ調整。
これをカンナの前のガイド穴に取り付けます。
この幅程度に広い面積をカバーできます。また,10mmのバーをもっと長いのに帰ればもっと広い面積を削れます。さらに,かんな本体も止めねじを緩めれば,バーの左右に自由に動かせますので,作業性もいいのでは。これが動作のイメージ。大丈夫(かな?)
少し技術は必要でしょうが,とりあえず,厚さガイドにはなる。
厚さの調整は,
前後でしっかり厚さを出せば良いのでは・・・今これは18mmに設定中です。マイターゲージは便利!
蝶ねじが手持ちがないので,とりあえずナットを締め上げて固定。
スノーモービルみたいな感じですが,うまくいかないかな・・
肝心なのは
削りはじめこのようにおしりが下がらないこと。はじめはフロントベースに体重をかけ,削り終わりは後ろのプレートに重心を移してすべらせること。
机上の計かもしれませんが,あとで適当な板を削ってみます。うまくいったらご喝采!!
やはりチト寒かった!