今日は春のような陽気になると聞いて,カンナの試し削りをしてみることにした。寒い北風の中ではとてもやる気にならないので,、、
で,結論からいうと、やはり前側だけのガイドだと,うまく削れない。うっかりしてると,おしりが下がって削り出しが深くなってしまう。これは相当な訓練が必要だ。
これは練習はじめの極端な例だけれど,削りはじめと刷り終わりが深い。口では簡単だけど,実際操作すると上手くいかないね。
こっちはかなり練習した成果。ただ,やはりきちんとした平面は難しい。
さっさとあきらめて,作り直すことに。おしりが下がらないように後ろにもガイドを付ける。削り込むだけなら,ガイドなしの手持ちでも,けっこう行ける(たぶんプロはそうしている)。
何でこんなこと思ったのかというと,きれいな平面出しというより,自動カンナのように削り込んで,例えば,21mmの学校の机の天板を塗装部分や後ろの粗いベニアのプライを削って,18mmの平板を作れればなんて思ったのです。削り込むとプライの木目がけっこう白くてきれいなんです。
ついでの工作で,削り込みを失敗した板を使ってボンドの逆立ちホルダーを作ってみた。
前々から作りたいと思ってたもの。
ボンドのアタマの寸法はこの通り。
上の41mmが緩く入る穴を開け。逆さにおけるようにしただけ。ボトルの方は極力加工しない。
板を積層して重くすることもしない。これでけっこう安定するはず。といったお手軽工作。
2個作る。穴あき天板はだいたい90×90mm。刻んでからアナ開けは大変なので,手持ちの44mmのくりぬきソーを持っていたので,これでアナ開け。その後90×90を切り出す。
板厚が18mmとすれば袴はだいたい52mm以上あればいい勘定。適当に55mmとした。
で,できたのがこれ。
ボンド用にもへらの部分は切り取ってしまった。使わないからいらない。
円を綴じていないのは,キャップのひもが通るように。
今日の工作はけっこう時間がかかったけど,たったこれだけでした。
結局見てくれ重視とはならなかったですね。木彫オイルでも塗っとくか・・・
暖かくて良かった!!雪降ったあとだとは思えない!!