しばらく前に購入しておいたのですが,BMS基板がなかなか届かなかったので,報告遅れました。
40B19R
スポット溶接用のバッテリーなんですが,小さなオートバイ用でも車仕様のものでも,秋月で売ってる密閉型でも,あまり値段が変わりませんね。かえって高いくらいです。そこで購入したのは,一番安いBoschの40B19R.壊れたバッテリーと同じ大きさ。ポイントとかギフト券とかいろいろ使って2000円くらいでした。
CCAは330A.まあこのクラスの標準ってとこですね。JISは330A。
下の値がたぶん届いてすぐに測定したもののようです。
394A/330Aですよ!!すごっ!
とどいてすぐに補充電した直後。
内部抵抗はあがり,CCAが下がる??データの揺れは分かりません。このA「E300もどき?」いまいち信頼度が・・・??
一日おいて・・・
まあ傾向が分かればということにしときます。
スポット溶接
さあこれでスポット溶接のお試しです。
とりあえずフル充電にしておいて,道具を取り出し・・・
もう操作をみんな忘れてます。取説を保存しておけばよかった・・・配線は備忘録。
ダメ!強すぎる!
設定は0.01秒で。これでも強すぎるみたいです。何度かお試ししてはじめはニッケルリボンが飛び散ってしまうほどの威力。そのうち放電ピンがリボンにくっつき,はがして,先を磨いてなんてことを数回やって。本番。
しっかりくっつくのですが,この通り。プラスの電極に穴が開いてしまいました。これは危険なので,放電して廃棄かな・・・
古いこちらでもやってみたのですが,これは弱くてダメ。ちょっと途方に暮れ始めました・・・
休憩後再度挑戦。
今度はうまくいきました。
どうも放電ピンの先の酸化の度合いとか,バッテリーの充電後の経過とかいろいろ微妙な要素の変化に敏感なようです。
使用前に何度か確認してから本番にするといいみたいです。それからバッテリーは少し放置しておいて多少放電させた方が安定するみたい。
この辺は専門の方,教えてください。
作業終了後のバッテリーのCCA。
BMS基板
さて,18650を3本使って12Vのインパクトドライバーの電源にします。
BMSは前回はちょっとけちって20A程度の安いやつを手に入れたのですが,これだとインパクトのトリガーを早く引くと電流制限がおきて止まってしまうこともあったので,今回は40Aのものでどうかお試しです。
スポット溶接し他電池に組み込みます。
BMSですので,マイナスに温度ヒューズがあったのですが,割愛しました.純正の充電器では使えません。
ということで完成!!やはりインパクトなどでBMSを使うときはけちけちしないで40A以上のものを使うべきでしたね。
それでも1枚170円ですから。とっても安い!!(円安でどうなるかは分かりません・・・)
ということで,完成。あと一つBMSで電池を作る予定です(いつになるやら・・)。
それから,発見なんですが,パナソニックのドライバー用の電池,Sinkono12Vにつかますね。Sinkoの純正は8000円以上したと思うので,パナを使えば,便利かも。ちょっと見てくれが???何ですが,,,
なかみの電池だけ抜いてSinkoのケースに入れるのも可能。しかもニッカドではなくてニッケル水素。
Rosin FLUX
も一つ報告。
先日作った松ヤニフラックス。すこぶる便利です。半田のぬれもいいし,くっつきも早い。これおすすめです。
少し濃すぎるかなと思ったので,IPA を少し足しておきました。丁度いい濃度が分かったら,筆ペンに入れて使うつもりです。
BOSCH製なら安心できると思います。
内部抵抗値が9mΩは少し高めかな?と感じました。19Rならこれ位なのでしょうか。
ところで、届いてすぐに補充電したという事ですが、
届いたばかりの電圧は幾つだったのでしょう?
というのは、私が2年近く前にバッテリー交換をした時に購入したバッテリー(caos N-100D23L/07)は届いた時が
12.60V 5.65mΩ 475.9CCAでした。少し放電気味?
補充電は30年くらい前の10A流せるトランス式で約2時間行いました。
開始時 2.8A、12.90V
2時間後4.7A、15.62Vだったから中止。
充電直後 13.22V、5.81mΩ、544.6CCA
12時間後 12.92V、5.61mΩ、522.6CCAでした。
交換前のバッテリーはユアサQ-55
交換する半年前には 12.42V、15.59mΩ、165.8CCAとだいぶ劣化していました。
この半年後に突然死しました。6年10ヶ月目。
前日にエンジンのかかりがおかしいと思ったら、翌日にはウンともスンとも言わなくなりました。
不動時 12.32V、45.52mΩ、54.71CCA
充電すると11.32V、355.2mΩ、5.11CCAと不可!セル1個短絡したと思われる。
充電制御車だから交換後も常に充電不足気味です。
でもQ55よりも容量多めのバッテリーに交換したからか、ステレオの低音が豊かに出るようになりました。
で,もう一度記録のタイムスタンプを調べたら,ブログに掲げた12.84V/8.92mΩ,394CCAは充電前のもののようです。3時間弱充電して13.18V/9.96mΩ/388.4CCAが充電後のようです。CCAが悪くなっている理由は分かりません。機会の信頼性は分からないですね・・・
記事の方は訂正しておきます。
今月下旬予定が6日にAE300?到着。ワゴンRで7年品の40B19で充電状態保管品:16mΩ-243CCA, 2022 2月交換した車載品44B19:8.2mΩ-404CCA, 同2月購入防災用充電状態保管品40B19:10mΩ-367CCA, Fit車3年前ディーラー交換品44B19:8.6mΩ-403CCA でした。
ワゴンR、車検のたびバッテリー交換推奨もお助け車あるので延期、エンジン起動もKカーだから問題なしだったが、突然死怖くて交換。保管品になっても充電直後のせい? 243CCAと出る。
そのAE300?分解、少し調査。amanjackさんの分解写真の5W10Ωセメント抵抗とその横の2W1.5Ωは単純直列で、電源ON時には D2:SS64経由Q4:60P12KのFETで12Vで1A負荷かけた状態になる。+, - 測定端子からC8, C10:0.22μで直流切って内部抵抗は測定している模様。amnjackさんのDE5000での測定アダプタ同様のようです。
ただ、私の2.2μFのアダプタでの測定値は、7年品19mΩ, 防災用2月品14mΩと比率は同様ですが大きく測定された。(小さいコンデンサ品で測るより大きく出ることはわかっていましたが)
松ヤニは、かなり薄くても効果ありますよ。
またAE300の回路についてコメントもありがとうございます。この機会は校正用のVRがないのがちょっと残念ですね。高い方はあるようですので・・・
松ヤニ,送料込みで275円だったので買っちゃいました。100g。このフラックス効率がすごくよくなります。ただし,乾いた後はねばねばですが・・
酸化はんだがトロトロになりますよね。松ヤニ購入とのことですから、ぜひラッカーシンナーに薄く溶かしてみてください。IPAではテストしていませんが、濃いとべたつきますが、薄くして内部まで乾燥が早く進むようにするとべたつきも少なくなります。完全にパリパリまでは日にちかかります。
ユニバーサルや市販品の基板ではコゲ含めてアルコール等+綿棒で清掃すれば問題ないかと。私の場合、頻繁に使用していないとヤニで筆ビンの蓋が硬くなってしまうのが難点でした。