アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

生で聴くプロオケ!!

2013年02月11日 | バイオリン
昨日は、aniaさん、きーちゃんさんといっしょにみなとみらい!!(^-^)/

   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←今日は家族カラオケ

もう、受験も終わったので、なんかこってりたっぷりしたコンサートでも聴きにいきたいなぁと思っても、なにせどたばたしていた間中、よさげなコンサートのチェックなんかしてないわけだから、買ってあるチケットとかもナッシング。

さてーぼちぼち探すかぁ~という、私の心の声が聞こえたらしく、すかさずaniaさんからお誘い。ありがたい!!

コンサートは、東京交響楽団の定期演奏会。定期演奏会というと、常連さん向けにマイナー曲も盛り込むプログラミングになることが多い(と、もぎぎさんのクラシック本かなんかに書いてあった)が、昨日のもそのとおりで:

マーラー: 歌曲集「亡き子をしのぶ歌」
フォーレ: 組曲「ペレアスとメリザンド」
ドビュッシー: 交響詩「海」

マーラーの曲ってあんまり知らないんだけど、マーラーについて私の乏しいイメージでいえば、荘重というか派手というか。でもこの歌曲集はやわらかくてしっとりした感じ。私はけっこう気に入ったんだけれども、それは「聴いてみたらば」の話であって、チラシなどを見た段階で「マーラーのかくかくしかじかですって。じゃ、聞きに行きましょうか」ってなったかといえば、ならない。だって知らないもの(^^;;

ということなのかどうか。このオケの定期演奏会としてはやや座席は空き気味だったようだ。もったいない。

やっぱり、前にもちらっと書きましたが、オケの会員になる生活っていうのは、いいですねぇ。ひいきのオケ(とホール)が決めてあって、知らない曲でも習慣として聞きに行くし、そうやってじわじわと世界が広がってくるの。憧れです。まだそこまで落ち着いた生活にはなりそうもないですねぇ…

フォーレという作曲家の曲は、前になかなか弾けないノクターンと格闘していたりしましたが、かなり好きで。難しいんだけど。でも管弦楽曲とかはほとんど知らない。

この「ペレアスとメリザンド」も、タイトル聞いても何とは浮かばなかったんだけど、第三曲「シシリエンヌ」を聞いたら突然「おぉ」と、きーちゃんさんと目を見合わせてしまった。私は、フルートをやってたとき…まぁ、フルート始めてしばらくするとこれが吹きたくなるわけね誰でも。そのときは「シチリアーヌ」って書いてあったけど。ともかく、最初の流れるようなテーマ旋律は、美しくなくてよければ(笑)すぐでも吹けますが、中間部の高音のところになると、いきなり喉がつぶれたような苦しい音を出すはめになったり。初心者用憧れ小品かと思ってたら、こういう大曲の一部だったのね。

オケのフルートソロの人は、この高音部を非常に美しく自然に吹いていましたよ…

そして最後の演目である「海」は、これでもかというくらいドビュッシーらしい華やかでオケ的にも派手な曲。編成も厚みが出て、舞台上もぎっしりしています。体中がこの色彩豊かな音の海にざっぶーんと包まれるのはなんとも心地よく、もしあの中で自分が音楽に参加していたならばどれだけ快感かと。

昨日の三人の中で、きーちゃんさんだけオケ経験あり。私とaniaさんは、「一生のうちどこかではオケやってみたい」とひそかに(でもないけど)野望を燃やすのでした。

そして、「プロオケって安心して聞けるね」「音、へくらないんだよね」などと言い合いつつ、「でも、アマオケでものすごくかみ合ったときって、『この曲がどうしてもやりたいんです!!』『この会をどうしても成功させたいんです!!』みたいな、100%を軽く上回ってしまう気合が、ものすごい迫ってくることって、あるよね」とも言っていました。aniaさんが言うには(コントラバスの先生から聞いた話)「演奏会が終わっても、打ち上げとかやらないでさっと帰るみたいですよ。お仕事ですから」だって。ふーん。そりゃつまらん。アマはやっぱり打ち上げよね(^^)

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする