アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

一楽章だけじゃないのよソナタは

2014年02月12日 | ピアノ
モーツァルトのピアノソナタといえば、「耳タコ」のイメージが強いんですが…

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冷静に考えてみると、そんなに馴染みがあるわけじゃない。ということに、改めて思い至りました。

というのは、私は携帯音楽プレーヤーに、モーツァルトピアノソナタ全集(イングリット・ヘブラーによる)をずいぶん前から入れてあるのに、それをほとんど聞いたためしがなくて(たぶん前に、弾いてみたときはそこだけ聞いた)、いつもモーツァルトさんはスルーしてショパンやらラフマニノフやらグラナドスやら、ブラームスやらエルガーやら吉松やら。

…矢野顕子やら96猫やら聞いて、まだモーツァルトに行かないという勢い。

けど、たまたまちょっと誤操作で(笑)モツソナを聞き始めてそのままにしていたら、これがなかなか新鮮で。

聞き覚えのない率ハンパない(爆)

つまりですね。

なんで耳タコな気がしちゃうかというと、要するに昔風ピアノレッスンの定番品なんですよ、モツソナというのは。ちなみに、私がレッスンでやったわけはなく(ブルグミュラー25番終わりくらいでやめちゃったんだから)、母のところにくる生徒さんが弾いてただけですけど。とにかく、やたら弾いてるのよね、モツソナは。それをお腹にいるころからずっと毎日のように聞いてるんだから、もういいやって気になるじゃないですか。

でも、どうやら、私が耳タコしてたところって、圧倒的に第一楽章、それも一部の曲らしいんですよね。

なんでそんなに一楽章ばっかり弾いてたんですか? (と、誰とはなく聞いてみたり)

たとえば、某音大の教育音楽科を受けるとしますね、そうすると生徒さんが持ってくる曲はモーツァルトかベートーベンのソナタの一楽章だったりするんです。毎年そうだったような気がする。

それで、あんまり、おもしろいなぁとか楽しいなぁという印象がないし、弾いてるほうもとてもじゃないけどそんな雰囲気じゃないのね(そりゃ、入試だったらおもしろいって気分にはならないだろう)。

でも、改めて聞いてみると、なかなかおもしろいし、特に二楽章とかきれいな曲いっぱいあるし、これを全部スルーしとくのってもったいない。

ベトソナもいいんだけど、モーツァルトのほうが、えっそこシャープつきますかみたいな、思わぬところに連れて行かれるおもしろさが多いかな。弾いたらどんな感じだろう…

って、今日はつい横道にそれて(こんなことしてる場合じゃないのだが)、K.V.533 第二楽章を試してみた。いいじゃないですかとっても~ほんとぜんぜん聞いた覚えがない。

第一楽章だけじゃないのよソナタは。そりゃそうだ。

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コメント (7)
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