アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ダサい編曲のいいところ

2023年01月02日 | ピアノ
今日は家族で私の実家へ行ったのですが、ほかにもお客様がいました。

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実家を撮影場所にしている「きなこチャンネル」の撮影・編集を担当している方です。父はこの方に依頼して「自分史ビデオ」を作ろうとしているそうなのですが、だから同じ日に呼んで子どもと孫の写真も撮影してもらったら好都合だと思ったようです。

父くらいの年齢の人が「自分史」を自費出版したりすることがあるけど、あのビデオ版ですね。
会社員時代にテレビ取材受けたときのビデオとか、来し方がわかるような材料を集めてくるらしいけれど、それで子どもと孫も入れた写真とか…せっかくだから演奏とか?

私はGVIDOを持って行ってたので、父が歌えそうな曲の楽譜として、「マイ・ウェイ」と「見上げてごらん夜の星を」があって、もちろん練習してないんだけど、伴奏できるかな…?? とちょっと試しに弾いてみたりして。

ちょちょっと弾いてるとすぐ歌い始めちゃうので、いやいやまてまて今予習中だよと。

「マイ・ウェイ」は以前、父が歌うのを伴奏しようという意図でダウンロード購入してあった楽譜で、でも試してみたところ超ダサ編曲で練習する気にもあんまりなれず放置していたもの。
「見上げてごらん夜の星を」は、これまで何回か鍵ハモで吹いたことがあるもので…伴奏はほかの人にしてもらう気しかなくてピアノパートを弾いたことはない。こちらは「マサさんの~」シリーズで、おしゃれな編曲。

試しに両方弾いてみますと、マイ・ウェイはなにしろ「ダサい」ってんで放置したくなるほどの楽譜であることが功を奏して、というかとにかく譜読みしやすいわけです。想像がつきやすい、そのまんま。

「見上げてごらん」のほうは、おしゃれな音が追加されていたり、音形もちょっと予想を裏切るというか、いい意味で。つまりいきなりは弾きにくい。
(参考: 私の鍵ハモ、ちわわさん伴奏の現場合わせアンサンブル「見上げてごらん夜の星を」)

いや~さすが「ダサい」楽譜。初見で弾くならこっちでしょう。
ところが実は、この楽譜を買ったときは、こんなのでも初見ではぜんぜん弾けなくて、つまり歌に合わせて進行させることはほとんどできなくて、使い物にならなかったんだけど(もちろん練習すれば弾けたと思うが)、練習してないときの「なんとかなる度」がだいぶ向上した感じです。

簡単なところはそのまま弾き、面倒なところは音を省いたり、基本形の伴奏に替えてしまったり、間違った音を弾いても無視して先へいったりと、
要するに「適当に伴奏する」がかなりできるようになりました。できる人にとっては当たり前だと思うんですが、前はこれがぜんぜんできなくて、楽譜どおりには弾けないし、楽譜どおりでなく弾くことはできないしという感じだったので。

マイ・ウェイは父に歌ってもらったところそれなりに気持ちよく歌えるように伴奏できた(!)

調子に乗って「見上げてごらん」のほうも試したところ、まぁこちらのほうが難しいけれど、同じように「面倒なところは音を省いたり、基本形の伴奏に替えてしまったり」すればいいんだなとちょっとコツを掴んで、伴奏してみたらば…

父とよしぞうがノリノリで、よしぞうが旋律パート、父が下ハモしてデュエットしてて、いいねいいね、これでいこうってことになり
まぁ私のほうは後半あまりちゃんと弾けてないんだけど二人の声が十分デカくてピアノそんなに聞こえないからいっか、みたいな

というわけで、「見上げてごらん夜の星を」のデュエットバージョンが収録されました。出来はこの際まぁなんでもいい

またろうのピアノとかもちょっと録画してもらいました。


ダサい編曲は「(ほぼ)初見でも弾きやすい」という利点があり、かつ、それを弾いてみることによって、「テキトーに弾く」のコツも掴みやすいということがわかりました。正月早々収穫があった。

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