アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ベルガマスク通しで練習会その1

2024年07月12日 | ピアノ
来週いよいよ、ベルガマスクを通しで弾く発表会がありますので、今週は練習会を二回入れています。

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昨日はその第一弾で、持ち時間が21分なので弾ききれるハズ

ピアノは状態のよいスタインウェイ、こじんまりして響きの良いサロン、弾いてて幸せ感ある環境です。



ちょいちょいミスタッチなどはしつつも弾き直しなくいける、わりと調子いいんじゃないですか~
まぁまぁやりたいこともできて…
先日の、家で弾くのの何%出せたかという話でいえば80~90%くらい?

4曲の中で極端に崩れたものがなかったのがよかったです
とはいえパスピエはアラが多い(これは緊張ではなく元々の仕様)

しかし最後あとちょっとのところでtime up
これは、私が21分超えたからではなく、持ち時間が20分に急遽変更されたからw

たかが1分、されど1分です。

まぁ21分で弾ききれる目途が立ったのでよいです。次回「練習会その2」は弾ききれるといいんですが


さて、お楽しみはオカリナの伴奏「涙そうそう」。
いつも伴奏してもらうほうばっかりなので新鮮です。

合わせ練習はまったくなくぶっつけです。でも合わせはまったく問題なし
私が分岐でうろついて「おっとっと」となった以外はいい感じでいきました。

オカリナの音色が高い天井にきれいに響きます。

持ち時間を短めに設定した分、余った時間をみんなで「2分ずつ」回しました。
こんなこと(不測の事態)もあろうかとカバンに忍ばせていたおもちゃのオカリナで
(ちっこくてプラなので気軽に持ち歩けます)



こんどは私がオカリナ吹いて伴奏してもらいました。

おもちゃのオカリナけっこう使えます。音色は硬め。音程とるのが激ムズ

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歌詞を見て吹く鍵ハモ

2024年07月09日 | ピアノ
話が戻りますが、「ピアニカの魔術師ミッチュリー」に鍵ハモレッスンを受けたときの話(「魔術師から習う鍵ハモ」)の続きです。

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鍵ハモのテクニックを矢継ぎ早に伝授してもらったあと、実際の曲でやってみようということで、私が持っていった「涙そうそう」を吹くことになりました。

この曲、既にかなり自信を持って吹ける曲なんですけど…

でも、魔術師の吹く「涙そうそう」は別次元でした。

私はこの楽譜を見て吹いていました。



ドーレファドーレファファーソーファラー

ここにはスラーがかかっていて、滑らかなフレーズであることを示しています。もちろんフレーズの形を考えて吹くわけですけど、滑らかにふくらんで閉じていく、そんなイメージでしょうか。これはあくまで楽譜から発想しているというか、器楽的な考え方なのだと思います。

ミッチュリーさんは、楽譜を見て吹くことはほぼなく、見て吹くとすれば「歌詞カード」だそうです。確かに、レッスンの部屋にはピアノがないだけでなく、譜面立てもありません。そういえば、何も楽譜を持ってきていないように見えます。

ふるいアルバムめくり ありがとうってつぶやいた

楽譜でなく、歌詞を第一に考えて、歌ってみたらどうなるでしょうか。これは、イメージするということにとどまらず、実際に口の中をこの言葉の形にすることを指しているようです。もちろん口には鍵ハモの吹き口をくわえているわけですが、その奥では。

たとえば「ありがとうって」の「っ」の部分、メロディーはぐっと上に上がるのですが、そこで無音になる部分があるということです。その他も、一つ一つの音に歌詞の一文字一文字をあてはめて歌っていくと、音と音の間にはわずかに隙間ができ、そしてフレーズは単に上がって下がるというようなものではなく一音一音にそれぞれ表情と強弱がついていきます。言葉なので。

正直いって、そのように吹かれる「涙そうそう」は、とにかくすごいことはすごい(インパクトがある、伝わるものがある)のですが私の好みの方向とは異なる気がして、あと、楽器の違いによる部分もありますが、真似しようとしても真似できない感じがしました。

できる範囲内で「こう?」と吹いてみて、「いやいや、もっとこう」のようなやりとりが、たった2つのフレーズのことなのに何往復も続き、そしてようやく
先生が「そうそう、それ! 全然さっきと違うよ。アマとプロの違いだよ!!」といい、私も確かにこれなら私のやりたい方向にも沿いつつ、でも表情豊かだなと思えました。

そのあと、涙そうそうをワンコーラス最後まで(魔術師の伴奏つきで)吹いたり、

「これからどんな曲吹きたいの?」とか相談に乗ってもらったりして、

レッスンは終わりました。それにしても、二回分の記事になりましたが自分で読み返してみてもこれが45分レッスンの中身とは思えない盛りだくさんですね。濃かった。

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練習の120%が出せる本番!?

2024年07月08日 | ピアノ
発表会二次会の、酔っ払いの話題の続きです。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←分母(「練習」演奏のレベル)の問題もありますが

誰かが「練習の95%が出せる本番の割合は?」というようなことを言い出したんです。これけっこう「うーん」となりますね。

聞いてる人がいるから緊張する…
ふだんと違うピアノだからアレッとなる…
照明の具合が違うせいかなんだか目のピントが合わない…(お年頃の人だけw)
客席の物音でビビクンとなった…

などなど

なかなか、練習では出せてたはずのものが出せない、ってことが多いんですが、これ別に私だけじゃないはず?? と思っていましたが、二次会のテーブルでもやはり

「練習の95%を本番で出せたことは一度もない」という意見から
「二~三年に一度」とか

ちなみに私は…どうだろう…
そもそもこの発表会でも、動画貼りましたが三曲の中の一曲「月の光」は「練習の95%」くらいいってたんじゃないでしょうか。
ちょっと傷ありで、でも素敵な部分もあったので(好きなピアノと会場なのでそういうことは起こりやすい)差し引きそんな感じ。

「練習の95%」というと一割か二割くらいはありそうです。三曲弾いてるなら一曲そんな「まぁ満足」なことも二回に一回くらいはあるって感じで。なんとなく。もちろん「練習」がまだまだで家でもガタピシ弾いてるなら人前でもガタピシですよ? そりゃそうだ

で、私はその場で、「三年に一度でよければ練習の120%出せることもある」といったんですがすごく驚かれました。「練習」を超えることは基本ない、というか原理的にありえない? そんな雰囲気の反応で。これにはちょっとびっくりしたのですが

あまり自分で「本番強い」と思ったことはありません。よく、なんでもなさそうなところで「あれあれ?」ぐちゃぐちゃになってるとことか目撃されてますしね。

やっぱりいくら「いつメン(いつもの馴染みのメンツ)」でも多少は緊張するというか、いつメンだからこそちょっとよく見せたい欲とかもありますし、完璧な平常心というのは難しいですね。そうするとやはりミスは多めになりがちだと思うんです。でも、それとは別に家のピアノでリラックスして弾いたときとは違う「素敵」が生まれることも多いです。

ピアノの音色も会場の響きも家とは違いますが、一番違うのはやはり聞いてくれている人がいることです。たとえばだけど、家で弾いているときは「きれいだな」だったものが、人前演奏では「きれいですよね」になる。

「ですよね」の部分がないんですよ、一人で弾いているときには。

会場の響き、ピアノの音色、お客さんの微妙な反応を取り込んで自分の集中がすっとまとまるって奇跡の瞬間が稀にあって、そのときは120%の演奏ができたりする。

その貴重な120%演奏の例
チャイコフスキー/四季より「秋の歌」

この録音はたまたま、「自分の集中がすっとまとまる」の結果、ミスらしいミスもない演奏になっていますが、私的「120%」演奏はノーミスのものに限りません。ただ、ミスは少ない傾向にあると思います(ミスが続くとその、よい集中が途切れるわけで)。

前にMegimi先生主催のチャリティーコンサートに、ミスタッチどころか大事故ありの録音で参加したことがありましたが、これはこれで私にとっては120%演奏です。

バッハ/半音階的幻想曲とフーガ

こうしてみると、私が「練習の120%出せることもある」などと言うのは自己評価が甘いだけなのかも(失敗したところはともかく、いいところがあればヨシとする)という気がしないでもないんですが…でもね、そのほうが実際いい演奏になりやすいんじゃないかと思うんですよ。いい演奏とまでいうのは語弊があるかもしれないけど、聞いていておもしろいところがある演奏。


相性のいいホールならいい演奏になりやすい↑

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暗譜派、楽譜派 酔っ払いの会話

2024年07月07日 | ピアノ
昨日の二次会での話題を一部ご紹介(酔っ払いの雑談なので再現度についてはご容赦)

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←楽譜読むのと脳内メモリー読むのとどっちが速い?

「アンダンテさん、(発表会で)暗譜して弾いたこともありましたよね。暗譜で弾くのと、楽譜見て弾くのと、どっちがうまくいくという感触がありますか?」

どっちが、といってもあまりに暗譜で弾いた経験が少ないので比べようが難しいんだけど…
大人になったあとに暗譜して弾いたのは、自分でもわけがわからないんだけど「ドビュッシー/喜びの島」だけで、あれはせっかく素敵なホールで素敵なピアノだから譜面台外して弾きたい、という憧れと、あとなぜだかあの曲だけ気がついたら暗譜できてたんだよね。たまたま。

あの長さの(音数も多い)曲が暗譜できて、ほかの曲が暗譜できない、というのはナゼだか自分でもはっきりしないけれども…

たぶんだけどわりとストレートフォワードで、分岐とかトラブりにくくて、弾いたまま聞こえたまま次に進んでいけばいいからじゃないのかな??
あと、弾くのがややこしくて、楽譜から目を離して鍵盤を見て弾きたい部分が多かったから自然と暗譜に近づくように練習していた、というのもあるのかもしれない。

しかし噂に聞く「暗譜することで、(弾くことに)より集中できる」とか、そういう感覚はあまりなかった。

「楽譜を読みとるという作業がひとつやらなくて済むわけだからその分、楽になりますよね?」

暗譜派はそういう意見が多かったけれども、でも私の感覚でいうと、その代わりに脳内メモリーから読み出す作業が必要になって、それが案外時間かかってw 読むよりやっかいだったりして…一定のスピードで読み出すことができないというか…

いちばんうまく弾けたとき、というのは経験上、あらかた音は頭に入っている状態で、楽譜は置いていて、別に一音一音読み取っているというほどガン見してるわけじゃなくて、「模様」でざっくり見て進行を確認してるような感じかな。(昨日の「月の光」はそんな)
そのくらいは覚えている曲であっても、楽譜なくなったとたんフリーズで、無理に弾くとしたら折に触れて立ち止まり「えーと、それから…」ってなると思うんですがね

私よりもっと生粋の楽譜派という人もいて、弾くときは楽譜から読み取って音にすることに全集中してるから(それ以外は)頭真っ白だとかなんとか

暗譜派、というか楽譜を見ながら弾くことができないといっていた人の場合、譜読み終了というのはすなわち暗譜ができたことになり、音符が自分の中に入ってきたときは、楽譜の形をしていなくて「なんか別の形をしたもの」だといっていた。それなりに強固なものらしい。私にはよくわからない。

暗譜派であっても別に楽譜を見ながら弾くこともできる人の場合、譜読み終了イコール暗譜ができた状態というのは同じらしいけども、その時点の楽譜というのは「うっすい」、もろい、破れやすいものでそれからずっと丁寧に強化していかなければならないとのこと。

まぁしかし暗譜派でも楽譜派でも、結局「丁寧に強化」というか物理的に手をどう動かすという記憶に刻んでいかないといけないのは同じで、いわば筋肉に教え込む、書き込むというような??

「あ、『筋肉は裏切らない』ってね」…それたぶんちょっと意味が違う



---- 今日の録音
昨日の発表会にエントリーしてなかった「パスピエ」、ここんとこ弾いてなかったからリハビリ
ドビュッシー/ベルガマスク組曲より「パスピエ」


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第11回ピアノ練習会発表会

2024年07月06日 | ピアノ
今日は「ピアノ練習会発表会」。練習会なのか発表会なのか、どっちなんだいという感じですが、「ピアノ練習会」がコミュ名でその「発表会」イベントです。

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私がヤマハ教室で大人ピアノを開始して、8年経ってやめるときに、まぁ完全に弾かなくなったらつまらないからということでピアノサークルを探して参加するようになったわけですが、そのとき初めて見に行ったのが「ピアノ練習会発表会」でした。だから私にとってはわりと記念碑的イベント。



そのころ若かった人たちが結婚して子供生まれたりして、今や「二世」が参加しているという会です。だから今日の「第一部」は丸ごと子供の部。

大人たちもそれぞれの生活事情の範囲内でピアノを弾いているわけですが、そうはいってもみなさん働き盛り年齢ですからね。暇な人は(今日の会では)飛びぬけて最年長の私だけだと思われます。

なのでいちばんがっつり丁寧に準備してあるはずなのですが…しかしなんかスタートがうまくいかず引きずって、「プレリュード」と「メヌエット」はいまいち、「月の光」はなかなかよかったという評判(相対的に)なのでそれだけ貼っておきます。

ドビュッシー/ベルガマスク組曲より「月の光」

画面が曲がっているのは、スマホを百均のミニ三脚につけて無理やり座席椅子の背中にくっつけているのでこれ以上まっすぐにできませんでした。それはともかく音量レベル設定を間違えて小さすぎたので編集で「500%」(!)に拡大しているのでちょっと無理がある

それはともかく、ノーミスではないけどわりと流れがよかったと思います。

今日は時間の関係で3曲、今月後半には4曲弾くわけですが、だいたいどれかがいい感じだと別のがアレアレアレって感じで、
まぁでも四曲あればどれかいい感じになるんじゃない?? (どうだろうか)

恒例の有志合唱、今回は「心の瞳」でした。しみじみいい曲だわ


二次会では、六人がけのテーブルでちょうど話しやすかったので、ピアノの演奏に関するディープな話になりました。暗譜しないと弾けない派と、暗譜できない派(私)がどれくらい練習して一曲を仕上げるか、どういうときに失敗しがちで、どういうときにうまくいくのか、何を考えて弾いているのかなど、「ピアノを演奏している」という行為は同じでも、ずいぶんびっくりするくらい頭の中でやっていることって違っているんだろうなと。

そしておもしろかったのが「練習のときの95%くらいのことが本番でできたと思うのはどれくらいの頻度?」という問いに対する答えです。
人によってぜんぜん違うものだと…そして私って実は(まだしも)本番強い人? って思ったり



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