あられの日記

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佐藤彦五郎夫妻の墓と井上源三郎の墓

2014年02月08日 05時58分53秒 | 墓所巡り
日野市は新選組所縁の地が多くあり、休日ともなると『新選組』ファンが市内各地を巡ってる訳ですが、ここで注意せねばならない事があります。
新選組の資料館の内 井上源三郎・佐藤彦五郎・土方歳三各資料館が開館するのは第一・第三日曜日限定だという事です。
個別に書き出しますと、井上源三郎資料館 開館時間12:00-16:00(第一・第三日曜日) 入館料500円

佐藤彦五郎資料館 開館時間11:00-16:00(第一・第三日曜日) 入館料500円
*トップ画像は佐藤彦五郎資料館です。日野宿本陣の裏手にあります。

土方歳三資料館 開館時間12:00-16:00(第一・第三日曜日) 入館料500円

ちなみに、市内に点在する新選組ゆかりの地で他に入館時間があるのは、
日野宿本陣 開館時間9:30-17:00(月曜休館) 入館料200円
新選組ふるさと歴史館 開館時間9:30-17:00(月曜休館) 入館料200円
高幡不動尊 新選組ゆかりの品を展示してある奥殿<月曜休館>開館時間9:00-17:00 入館料300円。と土方歳三の位牌を祀る大日堂 拝観時間9:00-16:00 拝観料200円
等がある。
散策を1日で全部巡りたい方は作戦を立てて下さい。なにしろ入館時間の関係のない、八坂神社・土方歳三の墓がある石田寺・井上源三郎の墓がある宝泉寺・佐藤彦五郎夫妻の墓がある大昌寺もコースに組み入れねばならんからして。散策はJRと多摩モノレールとミニバスを組み合わせるのが一般的。

さて。日野宿本陣を見学した後、佐藤彦五郎資料館のある道をかつての日野用水沿いに西へ。大昌寺さんに向かいます。

かつての桜の参道も現存してます。本殿で手を合わせた後、左手の墓地へ向かいます。

こちらが佐藤彦五郎さんと奥さん、土方歳三の姉のぶさん(前名とく)のお墓です。代々墓でした。
さすがにちょいと疲れたので、この後日野用水の途中に設置してあったベンチであられをつまみつつ長めの休憩を取りました。
次は井上源三郎の墓所。JR日野駅ほど近い、宝泉寺さんにあります。

こちらは井上源三郎之碑です。駐車場にあります。碑の後ろは里山。幟があるのですぐ分かりました。
ちなみに裏側は…。

根性で読んでみて下さい。ファンなら出来る!私は途中で挫折した。
そしていよいよ最後のお墓なんだか…。見つかるんか~~??
今まであちこちで墓所巡りしてて、たどり着けなかった事も多いので心配だったんだけどね。心配の必要は全くありませんでした!

ほらね。

到着です。

裏側です。
お墓は井上家の墓所の一角にあり、源三郎の墓の向かいに墓碑がありました。

これ、目を皿にして読みました!真ん中あたりにある誠願元忠居士 明治元年とあるのが井上源三郎のこと。注目するのはその左隣の泰岳宗保居士 昭和2年のほう。この方は、先日天然理心流奉納額でも登場した、井上松五郎氏の次男で、井上源三郎の甥っ子井上泰助くんの事です。
慶応3年(1967)に11歳で新選組に入隊。局長、近藤勇の刀持ちを勤めた。
井上源三郎が慶応4年(1868)1月の鳥羽伏見の戦いで戦死した後、源三郎の首を日野まで持ち帰ろうとしましたが、11歳にはあまりにも重く、仲間から諦めろと諭されて近くの寺院の境内に首と刀を埋めたそうです。それでもちゃんと日野にたどり着き、戦死の報告をしてます。昭和まで生きてたんですね。若くして死亡した隊士が多い中大変だったのでしょうねえ。
さて、11月14日の散歩はこれにて終了です。
日野駅に近い日野宿本陣と京王線高幡不動駅は何度か立ち寄ってるんですが、多摩モノレール万願寺駅近くの土方歳三所縁の地めぐりはなかなか行くチャンスがないんだよな。
いつかそのうち!って又同じ事をつぶやく私でした。
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コメント
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