東急線・東急バス一日券を使っての紅葉散歩です。
九品仏駅から3つ先に上野毛駅がある。九品仏の参拝と紅葉見物を終えたのは14時過ぎ。当初予定では次は豪徳寺だった。けど移動に1時間くらいかかるかも?となると、午後3時についてもまともな画像を撮影出来ると思えない。で、代替先に3駅先の上野毛駅から徒歩数分にある五島美術館です。けどもここはお庭の鑑賞は有料(300円)です。「ダンナに庭園は有料だけどおススメです!」で押し切る。五島美術館は最近まで改修してましたが、それ以前に1度庭園を見物したことある。現状は知らないんですが、ま、なんとかいけると思うんだ。
14時25分、五島美術館前の素敵な道路に到着(トップ画像です)。
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そしてこれが五島美術館。ここで覚えていて欲しいのが、画像左に写ってるモミジです。先に書けばお庭を見終わってさあ帰ろう!と建物を出たら、今は日陰で暗いモミジが太陽光で輝いていたのです。着いた時は印象が薄かったモミジなのに、太陽の光のマジックにかかるよなあと感動しました。
さて、建物の中へ。美術館なので、展覧会も開催されてました。そして庭園の中に茶室がありまして、そこも紅葉で素敵な景観でしたが、茶室でもお茶会が開催中。庭園見学者は茶室は遠目で外観のみ鑑賞して欲しいと職員さんからアナウンスされまして、ちと残念ね〜。展覧会鑑賞チケットを購入すれば半券で庭園も鑑賞できますが、庭園のみの鑑賞は300円となってます。そういえば、展覧会鑑賞チケット購入者に「庭園を鑑賞したい方は、先に庭園をご覧ください。庭園は冬の日差しで早く夕暮れになります」
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ではさっそく。天佑庵門を抜けてお庭へ入る。
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門の向こうに最初の茶室。
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茶室の周りは紅葉も綺麗。うう。いい感じの撮影ポイントから、茶室をモデルに撮影したかったなあ。けどお茶会中なので諦めよう。
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その先にもう一つの茶室。
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藤棚で足を止める。素敵〜!ここが撮影のベストポイントだ!と撮影を始めた。
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わかりますか?画像の左下に人影があるのを。実はここに下っていく散策路があります。
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こっちのがわかりやすいかな?
庭園の入口でチラシをいただきました。
五島美術館 庭園案内
⚫︎開館時間:午前10時〜午後5時(入館受付は午後4時半まで)
⚫︎茶室・見晴荘(第2講堂)の建物は入れません。散策路・休憩所以外への立入は後遠慮ください。
⚫︎園内は禁煙・ゴミはお持ち帰りください。
⚫︎散策路は急斜面がございますので、足元には充分お気をつけください。
庭園について。
五島美術館の庭園は、多摩川が武蔵野台地を侵食してできた「国分寺崖線」上に位置する傾斜地で、五島家より寄贈された当時の姿を出来る限り変更せずに残しています。現在では、自然に近い状態でみられる庭園は、世田谷区内には少なくなっています。
五島慶太郎翁は、この地を購入したのちも、自然環境はそのままに、石塔、石灯籠、石仏等を配置し、径路を整え、足腰の鍛錬も兼ねて庭園内を散策するのが日課であったと伝えられています。(後略)」
え〜、文面を読み進めると径路は高低差が約35メートルあります。庭園下には専用出口を設けてありますが、正面出入口までお戻り予定の方は、おみ足とご相談の上、散策願います。とある。が、頑張るわ〜〜。
お散歩再開。
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ちょっとだけ径路を降りてみた。あ、ちなみに、庭園内には途中で分岐する径路がいくつもあって、さまざまな角度で楽しめる趣向です。そういえば、上の画像奥に目を凝らして欲しい。二子玉川の高層ビルは3棟ばかりうっすら写ってますね。斜面に一番上の径路を進むと「富士山眺望可能ポイント」という見晴台がありましたが、富士山が見えない。おそらく二子玉川のビルの背後に富士山があるんじゃないかなあ?ま。予想ですが。
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斜面なので、紅葉が頭の上、それも高いところで太陽の光で輝いてる。午後の日差しですが、国分寺崖線なので、問題なく照らしてくれてるわ。予想以上に素敵な紅葉ポイントだったよ。
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見取り図です。緑色部分が庭園です。上が高く下が低い。その高低差が35メートルあるのだ。ハイヒールでの訪問はオススメしない。足元は基本土路。もしくは石。高い靴で行くのは男性でもやめとけ。(明日に続く)