あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

最強の猛毒きのこ、カエンダケを撮影!!!

2020年08月02日 03時35分33秒 | きのこ観察
2020/7/29に座間市の県立谷戸山公園を散策。まさかのカエンタケを見つけて感激しつつ撮影。なのに!!帰宅後再生した画像はピンボケだったのです。残念過ぎる〜〜!!翌日再び谷戸山公園へ向かいました。目的はもちろんカエンタケの採撮です。

東入口到着。前日は西入口の駐輪場に自転車を預けたのですが、相模川2個分の段丘下にあるのです(東口は段丘上)。
園内は蝉時雨が降り注いでました。このカナカナ鳴いてる声はヒグラシだね。気持ちいいなあ。稜線の散策路からクヌギ・コナラ観察林へ。きのこも昆虫も多そうな林ですが、残念ながら急な斜面と自然のままの地表は下草だけでなく背丈の低い木で覆われてて観察には不向きだし入れません。途中に炭焼き小屋があって、その周辺だけ開けてたので地面が見えてたので観察。
訪問時、谷戸山公園では一番よくみかけたきのこです。暗い林内で真っ白な丸い傘がよく目立ち、あちこちで撮影したのですが、ほとんどピンボケ画像になってしまいました。この1枚は辺りが開けてたので、他よる明るくてピントが合ってた。白いきのこは種類が多いので、確信は持てないけど、おそらくシロシメジかな?
シロシメジ:キシメジ科。秋、マツんどの針葉樹か、広葉樹の湿生林に発生。食べられるきこの。
これはイグチ系のきのこかな?
ヤマイグチ:イグチ科。夏〜秋、広葉樹のカンパ属のシラカンバ・ウダイカンバ・ネコシデ・アカカンバ・オノオレなどの樹下に発生する。イグチでは最高位の美味しいきのこ。
んん????あの杉の木肌が何かおかしい?う、動いてるよね???
ンぎゃぁ〜〜〜〜!!!
何これ〜〜???
羽ありが大量に木肌にびっしりです!ゾワゾワするわ。
そして、クヌギ・コナラ観察林には、根元がこんな木があちこちに。え〜と??おそらく木に産み付けられた何かの甲虫の仕業だと思うけども。木の粉の量が多すぎるような??
セミの抜け殻発見。
緑色の中とても目立ってたキツネノカミソリです。
さて、水鳥の池の観察台に到着。夏なので、渡り鳥がいないのでスルー。ここまで来たのなら、前日と逆コースで歩こう。
少々空が明るくなっても、ピンボケは変わらず〜。泣く!ウバユリなんか、前日より更にピンボケが酷かった!
こちらはちょっとマシになったヤブミョウガです。
前日よりマシなサルノコシカケ科のきのこ。おそらくヤニタケ。
ヤニタケ:秋、広葉樹の倒木・枯れ木・切り株などに発生。
図鑑の写真では傘の縁が丸いから、もしかしたら別種のきのこかもしれんなあ。
あ!カエンタケが見えてきた!
猛毒のカエンタケと思われるキノコが発生しております。触れるだけでも危険です。立ち入らないで下さい。
【捕捉】カエンタケは、神奈川県では準絶滅危惧種に指定されています。(触れたり食べたりしなければ危険はありません。
え〜と??以前、道保川公園にカエンタケが発生した時は、即撤去してたよね?今回即撤去してないのって、もしや神奈川県が準絶滅危惧種に指定したから?
ともかく、カエンタケを知ってから、一度は見たいきのこです。観察観察〜。


一応群落なのですが、ポツポツ出てて撮影は構図的に難しい。手前のバーミリオンっぽいのが老菌。若い菌はトップ画像のスカーレットです。
近づくな!キケン!のきのこなので、囲ってる柵の外からのみ観察。
まあ、満足かな?もうちょっと、こう〜、大きなきのこの方がよかったなあ。とはいえ、カエンタケのサイズは高さ4〜11センチ。太さ5〜11ミリ程なので、上の画像手前の老菌はサイズ的には最大です。しかし図鑑には「サンゴ様の美しい朱紅色で、単一か枝を2〜5分岐。または先端がトサカ状に無数に分岐するものがある」と書いてあるので、もっとフォトジェニックな姿になるハズなのだ。ええそう。カエンタケのために、また図書館できのこ図鑑借りて来ましたよ!
また来よう。カエンタケ観察のために。
さて帰ろう。けどどうせなら来た時とは別の道へ。
伝説の丘経由。

これさ、公園内のあちこちで見かけました。切り株に同じ注意書きがあるの。燻蒸された切り株にもきのこって生えるんだろうか??
伝説の丘には竹林がある。竹林に発生するきのこに興味があったのですが、夏のきのこは既に発生が終わってるようで見当たりませんでした。残念。季節を違えば別のきのこに出会えるかも?秋に期待しよう!
気持ちのいい散歩道。なぜか今日はヤブ蚊に噛まれなかった。理由はわからないけども。
コメント
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