義母曰く「ツバメは大事にせないかん」ということで、我が家では毎年納屋をツバメに提供している。今年も3月にオスのツバメがやってきた。ダンナはツバメのために納屋中にブルーシートを貼った。ダンナ曰く「照明をつけるのもNG」「出入りは最小限で」「出入口は狭く。引き戸の隙間でも大丈夫」と細かいトリセツを受け、朝一に囀るオスの鳴き声に慣れた頃メスもやってきた。すぐに巣を作るのかな?と思ったのに、毎日の大半を屋外の電線で止まってるだけ。たまに他のツバメが来ると全力で追っ払う。
そんなこんなでようやく巣作りを始めた。やがで納屋から賑やかなヒナの声が聞こえるようになると、納屋の前の軒下や家のコンクリートには糞害も始まった。ある時などは自転車で病院に行き、ヘルメットを保管しようとしたらば籠カバーに白いフンを見つけた時は流石に怒りが込み上げてきたが、仕方ないんである。ってなことでダンナは日々せっせとツバメのフンを掃除してた。
やがて巣立ちの時。今年は成功してくれた。去年は最後の最後、巣が落下してしまったから、今年は頑丈なのを作った模様。
寂しいけど巣立ったらお別れか。
あれ?ツバメが電線にまだいる。どうやら我が家の納屋はうちのツバメの縄張りらしい。よそ様のツバメが来ようものなら全力排除するのである。
ん?なんかおかしいぞ?巣立ったハズなのに、頻繁に納屋に入っていく。
なんと!2度目の巣作りをやってる模様。
ツバメって一度使った巣はもう使わないようで、新しく作り始めちゃった。
ということは、納屋はもうしばらくツバメに明け渡さねばならん。
トップ画像は7月22日の様子。やけに暑い日が続くようになり、ツバメも暑さ対策が必要になったのか?
朝、物干し竿に止まってるのを見つけた。
分かりづらいので切り抜く。
あれ?物干しだけでなく、窓の桟にも張り付いてる奴がいる。器用だなあ。
同じ日、昼食を食べてたら、やけに近くで囀ってるなあ?とふと外を見たらばなんと!
細い棒にズラリと一家で並んでた。いや、増えたね。
何枚は撮影したなかで、一番数が多いのを切り出したのがトップ画像です。
器用だね。すんごく細いとこにぎゅうぎゅうで止まってる。全部で10羽。1回目の子ツバメと2回目の子ツバメと親鳥かな?もうしばらく飛行の練習をしたら日本を旅立つのだろう。どこまで行くのか?無事に来年も戻ってくるかな?
ちなみに、ツバメは農家には益鳥になる。昔話にもツバメって出てくるよな。
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