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見学は2019年11月3日でした。
6月に北山公園の花菖蒲まつりを見物した時に立ち寄り、11月3日の地蔵堂まつりに内部公開がある。とガイドさんに教えてもらった。
鎌倉の円覚寺の舎利殿はこれとよく似た建物で、あっちも公開日が限定されてて見物に行ったら、中に入れなかったことを思い出した。私は建物の中から天井を見上げたいんだ。どんな組み方をしてるか見たいんだ。
今年、三鷹の国際基督教大学にある国の有形文化財泰山荘見学後、東村山市の千体地蔵堂に到着したら既に13時51分で、14時から法要があり一般見学停止になっていた。
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マジか!?しかも14時20分には一般見学再開になるけども、撮影できるのは15時−16時限定だと知る。ヤ〜ラ〜レ〜タ〜。
待ちます!
見逃したらもう一生見れない。
ってな訳で、15時、写真撮影行列に並ぶ。
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動線。中は狭いので、正面から入ったら奥へ移動する。
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念願の内部公開。まずはお参りから。観音立像かな?傍に小地蔵像が納めた棚がある。
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中断の地蔵像は金箔貼り。
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下段は金箔は貼ってないけど少し大きめの。
前回ガイドさんに教えてもらったけど、願いが叶うと地蔵像を2体にして返すので、納められてるのは願いが叶った人のもの。
ところで、かつては桟の上に小地蔵像が並べてあったとか。それが棚に並べてあるってどうゆことか?疑問を堂内の監視員さんに尋ねてみた。
「かつてはあそこの桟に釘で像を打ち付け並べてありました。前回の改修工事の時に下に下ろしました」
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そして言いたいことがある。私のガラパゴス携帯撮影ショボすぎ。ちゃんと写ってない〜。
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心のカメラには焼き付けておきましたけど。ちなみに、真下から真上を見上げて撮影したかったけど、中央に仏像が配置してあるので出来ませんでした。ま、当たり前だったね。使用されてる建物でしたから。けども、天井板はなく、正方形の建物を壁面から組み上げてる様子はとても面白い。大満足!
ところで監視員さんに「以前訪問した時に、参道前に芝増上寺の将軍家の石灯籠が3対あxったと思うんですが、なぜないの?」と尋ねてみた。と?「歴史的にここにあるのはおかしいのでどけました」とのこと。徳川将軍家の石灯籠もそれなりに歴史的価値あると思うんだよね。だからもっちょい突っ込んでみた。「石灯籠はもうないのですか?」すると「一応あります」教えてもらったからには確認せねば。
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千体地蔵堂裏手の本堂へ。画像左奥に石灯籠は数基並んでますね。これが徳川将軍家の石灯籠です。
いそいそと確認へ。
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なんでやねん!
角度がね〜。私みたいな面倒臭い人を排除する為でしょうか?石灯籠の胴には本来納められた石灯籠の寺の名前・奉献した相手の名前・納めた日・納めた人の官位役職名前などが明記してある。
初めて訪問した時は、今ほど石灯籠の見方に詳しくなかったので、さらっと見学してしまい、6基の石灯籠を詳しくみてない。6代将軍徳川家宣のものがあったのは撮影画像が残ってるからわかるんですが、他がわからなかったので、再訪したら確認しよう!と思ったのに、このように回転して正面の石彫を隠されては読めません。
ま、な。わからんでもない。そもそも芝増上寺にあった徳川宗家の霊廟にあった数々の石灯籠は、戦災で焼失後西武プリンスホテルを建てる際、まるごと西武が所得し、欲しいところへ配ったのだ。なので所沢に隣接する東村山市の寺院にはどこにもある徳川家の石灯籠な訳で、ありがたみもないのだよ。
地元民と観光客の認識のズレですね。残念です。
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こんな感じで、普段は全ての入り口を閉ざす地蔵堂も11月3日の地蔵堂まつりには開けられます。
さて、時刻は15時15分。帰ろう。今更北府中の刑務所の公開を見に行っても16時までなので間に合わないし〜。
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帰り道見つけた現役のレトロ建物。何のお店かな?
東村山駅に戻ってきた。ふと、6月の北山公園の花菖蒲見学後、市内巨木巡りをした時にあまりの暑さでつい自分土産を買い損ねたのを思い出した。
確か?と買い求めたのがこちら。
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小豆あんのだいじょうぶだァどら焼きとうぐいすあんのだっふんだァどら焼き。
そして千体地蔵ソース¥368と黒焼きそばソース¥4752本で税込910円。焼きそばソースは散策時に製造発売のポールスタアさんの側を通ったので購入しようとしたら、店が改装中だか移転中で買えなかったんだよね。焼きそばソースは駅前のcoop東村山駅前店で購入しました。だっふんだァどら焼きは駅前の餅萬駅前店で購入です。長くなったので明日へ続く。これまた6月に東村山を散策した時、最初に見学するのを忘れ、帰りは久米川駅から乗車して帰宅。見そびったのですよ。みたいのが志村けんの木です。巨木・名木・珍木すきとしてはみておかないとね。
2019年6月16日の東村山の巨木と歴史散歩で立ち寄った際の記事をリンク貼り付けします。(2020.2.20追加)
当日は北山公園でしょうぶ祭りが開催されていて、千体地蔵堂にも歴史ガイドさんがいらっしゃいまして、詳しくガイドしていただきました。興味がありましたら閲覧下さい。
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