って何?と思いますよね。
先週Eテレで放映された『ふるカフェ系ハルさんの休日』で紹介されたのは私が住む香川県の西讃地方は三豊市のカフェでした。ちなみに私が住んでるのは山本町。紹介されたふるカフェは財田町で隣町です。
ハルさんが注文したランチは香川の郷土料理。中に「百花(ひゃっか)の雪花(せっか)」別名マンバのけんちゃんという料理が出てきました。
マンバのけんちゃんもひゃっかのせっかも料理名を呟くと呪文のようですね。
ひゃっか、マンバというのは高菜のことです。
これです。葉っぱの色が紫がかっているのは、寒さに当たるとアントシアニンが出来て紫色になる。紫がかると食べ頃。
ちなみに我が家で育てているマンバは令和3年4月に亡くなった義父が残した種で三池タカナと種袋に書いてあります。さすがに使用期限を過ぎてるので、種まきの時に多めにまいたところ、ほぼ100%芽が出てしまいまして、用意した畝に苗が収まらず、元耕作放棄地にも植え付けてます。
マンバは株ごと収穫するのではなく、大きくなった葉っぱを1枚づつ剥ぐようにかきとります。で、もう収穫しごろだなあ?と思った葉っぱから収穫して、あまりの多さに絶望し、元耕作放棄地から自転車に乗せて帰宅する途中で近所のおばさん達にお裾分け。みんなマンバが大好きです。
「うちの主人が好きでなあ。15枚くれるな?」どうぞどうぞという具合。
マンバはえぐみがあるので、沸騰した湯に塩を入れて長めに湯がいたらしばらく水に晒します。
【マンバのけんちゃん】のレシピ
マンバ4枚
人参3分の1本
木綿豆腐2分の1本
あげ1枚
出汁1カップ
出汁醤油(追い鰹つゆ)大さじ3
みりん大さじ2
砂糖小さじ1
この分量を湯がいたマンバの数で倍数していきます。我が家の場合、二人暮らしなので晩御飯と朝ごはんの2回食べる分量でマンバを10枚湯掻くので、レシピは2倍にします。
ちなみに、マンバを湯がく時は一度にたくさんゆがきまして、残ったものはジップロックに入れて冷凍保存します。この時に1回分10枚を一袋に入れておくと使い勝手がいいよ?
先日、高校の時のツレとランチしまして「今、うちの冷蔵庫に豆腐は3丁くらいあるかな?」と答えて驚かれたのですが、マンバのけんちゃんを1回作ると1丁の豆腐を使う。だから豆腐が3丁は多くないと思う。少なくもないけども。
ちなみに、マンバのけんちゃんを作る時に絶対必要なのはマンバと豆腐です。美味しいマンバのけんちゃんを作るならばあげも必要。あとは自分で改良するので、人参や椎茸も使う。家々にオリジナルなマンバのけんちゃんがあるのですよ。郷土料理です。
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