あられの日記

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浴風会本館・礼拝堂

2018年12月02日 06時57分11秒 | レトロ建築
2018.11.25訪問。京王浜田山駅から一駅、高井戸駅下車。時刻はまだ1時前。こんどはすぎなみ景観ある区マップ高井戸・浜田山編でウォーキング。

環八通りを南へ。二つ目の信号、高井戸西交番前で西へ。上のゴリラ像が角の山中公園入り口にいるので、目印にしてね。で、目的地は東京都選定歴史的建造物 浴風会です。

東門に13時に到着。
目指すは本館。で、到着したはいいけど、完全逆光だった。

説明板発見:東京都選定歴史的建造物浴風会本館
浴風会本館は関東大震災後、高齢・障害のある被災者のために建てられたものである。建設当時は、この本館を中心としてほかの建物をほぼ対称に敷地全体に配置した構成となっていた。
鉄筋コンクリート造り、地下1階:地上2階一部3階建て、壁はスクラッチタイルで大きな窓がある。中央の塔が全体を象徴し、塔で垂直線を強調したデザインを用い、翼部は庇等によって水平線を表している。このデザインは、東京大学安田講堂(設計:内田祥三)と共通するもので、この時代の特徴でもある。
建築年:大正15年(1926) 設計:内田祥三(よしがず) 土岐達人(たつんど)

裏手に回ると、真っ青の空によく映えていた。





ん?何かどこかでみたことあるような??
あ!あそこだ!白金台の東京大医科学研究所附属病院にとても似てるわ〜。
画像では分かりにくのですが、本館と礼拝堂の間に中庭があって、バラがたくさん植栽されてました。名残りのバラがちらほら咲いてます。また患者さんの家族かな?いや、老人ホームの方かもしれんけど、あちこちでのんびり日向ぼっこしならが歓談してます。なんか、本館はCMやドラマのロケ地に度々使われてるそうです。
では礼拝堂を見よう。

礼拝堂の池の真っ赤に紅葉してたモミジ越しに本館を望む。光度差があって、うまく画面構成出来ませんでした。

池の鶴のオブジェは日比谷公園の雲形池の鶴に酷似してます。もしや?同じ作家さんの作品かも?知らないけども。

礼拝堂です。完全逆光です。
さて!礼拝堂の中はどないかな??

う!数段ある階段を上がってて気づいたのですが、礼拝堂はボロボロです。なんか、タイルが割れてたり、隙間があったりで危険な感じ。黄色のロープも張られてて。極め付けは礼拝堂に鍵がかかってます。
マジでぇ〜??教会とかだと、よっぽどでないと礼拝堂は開いてるものだけども?
反対側に回ってみた。

画像では分かりませんが、地下に降りていくデザイン。上の画像右下に階段がちょこっと見えてます。
どうにも入れそうにないわ〜。ってか、ここ、使われてるんだろうか?
調べた。そもそもこの礼拝堂は1927年(昭和2)竣工ですが、教会の礼拝堂ではない模様。祀ってあるのは阿弥陀如来で、仏教の礼拝堂でした。ただし仏教に限らずほかの宗派や宗教にも使えるように作られたらしい。もちろんキリスト教にも。塔も鐘楼ではなく、梵鐘があるようです。だから大晦日には除夜の鐘をつくそうで。不思議な建物ね。見たいな〜。
さて時刻は13時17分。ここからなら南門を抜けるのがショートカットできるんだけども、南門って開いてるんだろうか?

脇の小さい門が開いてました。通りはイチョウ並木が東西に延びてます。名前がついてて歴史と文化の散歩道という通りらしい。

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