あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

もしや寄生セミ?

2020年08月17日 09時31分47秒 | 昆虫観察
2020/8/16、大和市泉の森公園へ。8月9日に泉の森公園を散策。その折り、咲き残りのウバユリを紹介しました。近くに既に咲き終わったと思われる株がいっぱいあったのですよ。その時はしまった!見そびった!と思っただけだったのですが、最近あちこちにテッポウユリが咲いてるのを見て、あれ?もしかして咲き終わったのではなく、テッポウユリだったのかも?と確認に出かけました、
午後4時泉の森公園の園名石に到着。自転車を預けて森のはらっぱへ向かいます。
夕方とはいえまだ体温に近い気温です。元気なのはセミだけ?
お!木の幹の低いところにセミ発見!
いそいそと撮影したのですが、何で逃げないのか??
疑問に思い観察すると?何かおかしい。セミの腹に何かついてるゾ?
あ!もしや!!噂に聞くゾンビセミなのでは??
ゾンビセミとは、寄生されて体を食われつつ操られて移動して新鮮な個体に新しく寄生するとかいう〜〜。
自然は残酷だ!
*2020年9月20日に情報を補完しました。
この寄生ゼミは、いわゆるセミカビといわれている昆虫病原糸状菌のうち白きょう病菌(ボーベリア菌)の繁殖で死んだと思われます。
ボーベリア菌は、セミの体にボーベリア菌の胞子が付着して、体内に入り込んで増殖。生きながら水分を奪われ死に至る。死体は硬化してミイラ化する。

あ。訪問目的のウバユリ発見。
うん。やはりテッポウユリではなく、咲き終わりのウバユリだった模様です。
ピンボケ画像でごめんなさい。こんな感じの緑の一見つぼみっぽい植物が森のはらっぱにはいっぱいあるのだ。こいつが本当につぼみだったら、見頃に咲いてるかも?とも思ったのですが、咲き終わりのウバユリだった〜。も、帰るう〜。ってなことで自転車を取りに戻る。
何かピンクの可愛い花が咲いてます。人間の目には明るいけど、日陰だと光量が足りないのね。ちなみに、セミの大合唱です。数種類撮影したけど、全部ピンボケ画像でした〜。
その後、16日まで本全品20%セール開催のブック・オフへ。3軒はしごして見つけました。
きのこブログさんに質問してオススメしていただいた小学館の図鑑neoきのこ(DVDつき)定価2000円+税のところ、book-off価格1400円+税。そこから20%オフの1232円で購入しました。
実は最近きのこ観察をして同定に使ってた図鑑は、相模原市の公民館内の図書室に所蔵のきのこ図鑑3冊です。昭和発行の本ですが、掲載されてるきのこの画像は素晴らしかったのね。ですが、発行から30年過ぎの本ともなれば、掲載されてる情報が古いのですよ。
もちろん今時は市内の図書館が所蔵してる本ならば、リクエストすれば取り寄せて貸し出ししてくれます。けども予算が削られてるようで、所蔵してない本のなんと多いことか!先日も『中世ヨーロッパの服装』と『赤の歴史文化図鑑』をリクエストしたら所蔵してなかったよ。残念です。
さて、ついでに古い図鑑と新しい図鑑の違いについて例をあげておきますね。
8月2日の記事で紹介したカエンタケ。
図書館のきのこ図鑑にも掲載してあるけど、危険性は書かれてない。これが小学館の図鑑neoきのこによりますと、「とても危険が毒きのこ。昔は「塩につけたり、かわかすと毒がなくなる」「ナスといっしょに油でいためると毒がなくなる」など俗説がありましたが、間違ってます。毒きのこの中には、腹痛や吐き気だけでなく、死んでしまう猛毒きのこもあるので、気をつけなくてはなりません。」と注意喚起してあり、その後にこのカエンタケが掲載されていて、カエンタケ:さわるだけで、皮膚がかぶれるともいわれている猛毒きのこです。食後30分で悪寒や腹痛、頭痛、手足のしびれ、嘔吐、下痢など胃腸系と神経系の症状が現れ、死にいたる危険なきのこです。皮膚がめくれたり、髪の毛が抜けたりする症状が特徴です。ベニナギナタタケと間違えられることがあります」と掲載してあります。これでもか!の注意喚起がなされるほどの猛毒きのこです。
映えがいいので今年何度も紹介したガンタケ。昭和のきのこ図鑑には食べられるきのことして紹介してありますが、小学館の図鑑neoきのこによりますと、ガンタケ:傷つくと赤く変色します。食用(生で食べると中毒)と変化してます。
私はきのこは観察するけど収穫しないので大丈夫でしたが。
図鑑ってさ、お子様向けではありますが、大人にとっても十分使えるのね。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マスクテストで散策 | トップ | 谷戸山公園で昆虫観察2020/8/... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

昆虫観察」カテゴリの最新記事