あられの日記

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ガガイモの伝説を確かめに

2020年12月13日 05時40分24秒 | 野草・木の花と実の観察
2020/12/7、座間市の県立谷戸山公園へガガイモの実を見物に出かけた。
思えば、夏の終わりに公園のツィッターで「ガガイモの花」が紹介されて初めて見物に出かけたのです。
こちらが9月21日に咲いてたガガイモの花。
同日、日陰で見つけたガガイモの若い実。
ガガイモ:キョウチクトウ科のつる性多年草。
古名をカガミまたはカガミグサという。夏の季語。語源には諸説あり。イモというのは根ではなく実の形によるともいう。
割れた実の内側が鏡のように光るのでカガミイモ(鏡芋、輝美芋)の名がつき、これが訛ってガガイモとなったとしている。
日本神話では、スクナビコナの神が天之羅摩(かがみ)の船に乗ってきたといい、これはガガイモの実を2つに割った小さな船のこと。
*スクナビコナは大国主の国造りに際し、天之羅摩船に乗り、鵝の皮の着物を着て波の彼方より来訪し、神産巣日神の命によって義兄弟の関係となって国造りに参加した。国造りの協力神、常世の神、医薬・温泉・禁厭(まじない)・穀物・知識・酒造・石の神など多様な性質を持つ。
各地の山野に自生し、日当たりのよい草原や道端などに見られる。日当たりと排水がよく肥えた土地を好む性質がある。
かつては種子の毛を綿の代用や朱肉に用いた。
ロマンだ!神様の乗り物となったガガイモの実が見たい。
継続観察していたのですが、なかなか実が割れなかった!今度こそ!と12月7日に訪問しましたらば!
割れてた〜〜!!
では早速。
割れ口が狭い〜。これでは本当に「割れた実の内側が鏡のように光る」かどうか分からんではないか!しかも撮影しづらい。
〜〜〜〜仕方ないわ。
割口を少しだけ広げてみた。
キラッと!!
ああっ!今ギラって!なんか光ったわ。
え〜とですね。
実はガガイモが植わってるのは谷戸山公園に4枚ある田んぼのうち休耕田なんですよ。で、昨日愚痴ってますが、里山、谷戸山側に太陽が落ちかけつつありまして。ギラッと見えたのは持ったガガイモに偶然太陽が当たったから。今一度ギラっが見たかったのですが、太陽光の角度がぁ〜〜〜〜!!
で。ギラっとなったのはガガイモの実のうち種についてる白い毛に光が当たった瞬間でした。
ああっ!!
も一度ギラっを再現できないものか?とあれこれやってるうちに種が飛び出てきちゃった。ご、ごごごごごごめんよ〜。
種です。1個が大きいです。そして羽のような白い毛がついてます。これだけ大きいと大きな種も遠くへ飛ばせるのかな?
調べた時「種子の毛を綿の代用」と書いてあったのですが、これだけ毛が大きいとなると可能なのか?
休耕田にはガガイモがいくつもあります。
こちらは既に下の方の種が飛んだ後。む〜ん。いい感じに太陽が当たるとギラっとなるかも?しかし、私のガラパゴス携帯はピントさえまともに合わせられないのだよ。無理〜。手ぶれ画像はいっぱい撮影したけどな。
あ!このガガイモの実は既に大半飛び立ってしまぅった後のよう。白いギラっとなるのは種についてる白い毛であって、ガガイモの実の内側はベージュ色なのね。トップ画像はガガイモの裏側です。反対側は今まさに鏡の如く光輝いてるのではなかろうか?けども足元がね。反対側は見えないんだ〜〜。けど一瞬でもギラっとなったのを確認出来て大満足でした。

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