アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

12月21日(木)のつぶやき(リブログ)

2024-12-20 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

  最高気温6、8度。(最低気温1、5度)。

今日の四万十は、晴れた空から急に雪がぱらつく、

天気雪(とはいわないか・・・)の、めっちゃひやい1日です。

師走最強クラスの寒波襲来に、コタツに潜りこんだ僕は、

ベランダのガラス戸を全開にして、雪に霞む景色をながめながら、雪見酒ならぬ雪見ココアです。

白い雪にサザンカの赤い花。よきかな。

 

天気予報は、夜も雪が降ると伝えてます。

明朝までの降雪量によっては、明日は、雪に閉じ込められてしまうかもしれません。

冷蔵庫は、ほぼ空っぽなのに。(町のスーパーまで峠を越えて車で25分ほど)。うーむ・・・。

じっと見上げる夕方の空からは、しんしんと雪が・・・。

そして僕は途方に暮れる。

 

高知 土佐弁と幡多弁の境界線を徹底調査! | NHK

高知 土佐弁と幡多弁の境界線を徹底調査! | NHK

朝ドラ『らんまん』で万太郎(神木隆之介)が話していたのは土佐弁。ジョン万次郎(宇崎竜童)のことばは県西部の幡多弁でした。高知の方言の境界線はどこなのでしょう?

NHK高知放送局

 
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12月18日(日)のつぶやき(リブログ)

2024-12-19 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2022)再掲です

 最高気温3、8度(最低気温0、1度)。

カーテンを開けるとそこは雪国だった・・・。

シンと静かにキンと冷えた朝の寝床で、もしや?と予感がして、起きぬけにカーテンを開ければ、

やはり!白く大粒な雪が音もなくシンシンと降っていました。

しばしボーゼンと、白くそまった庭を、空をながめる。はやすぎませんか、と。

よし、雪の四万十川を撮りにいくのだ、とお高いマウンテンジャケットを着て、

カメラを手に取り、出かけようとしますが、ああっ、こんな時に限ってカメラはバッテリー切れ・・・。

ベランダのガラス戸を開けはなち、コタツで丸くなり、雪見をしている間にバッテリーを充電し、川へ。

どんより暗い雪空の下で、山はうっすらと雪化粧をしてますが、

川原や沈下橋には、雪は積もっておらず。ん~ザンネンです。川についたとたん雪はやんじゃうし。

凍えをはらんだ冷気と風に、長居はできません。はやばやと家にもどることに。

 

近道しようと、いつもは通らない狭い裏道をゆけば、

(陽があたらず)緑苔がついた急坂で、つるっと足を滑らせ転んでしまいました。

片腕と腰をしたたかに打った痛さより、お高いマウンテンジャケットが破れてしまったことの方が痛い。哀号。

悲しみは雪のように・・・積もらないでね。どんな人生にも雨(雪)の日はありますよね。

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川よ(本の紹介)

2024-12-19 | ・最新のお知らせ・イベントなど

著者 : 天野礼子
日本放送出版協会
発売日 : 1999-03

 「川よ」たまには、本の紹介なども *2012年冬に投稿したものを再掲です。

 

 「川の民」の暮らしを抱いて流れゆく川。

その清流が、文明によって“護岸”され、悲鳴を上げている。

悠久の“川の国にっぽん”。川と共に生きるとは何か。「BOOK」データーベースより。

 

 四万十川の章では、

・不必要だと思われる開発ついて・ダムの問題について

・川原を大切にしようという思想について、スルドイ視点で書かれています。

「四万十川では、あらたな憲章も作られ、川で遊ぶ人は四輪駆動車でドカドカ川原をゆかず、

川原を大切にしようという思想にまでたどりついている。

こんな四万十川ならば「世界遺産」になっても、オーバーユースで(人が...はいりすぎて)

川が破壊されるようなことにはならないように、あらかじめ考えておくという知恵も出るだろう」

「四万十川編」より

 

 この一文には、耳が痛い観光&カヌー業者(自分も含め)も多いのではなかろうか?

今、四万十川沿いの国道の2車線化が進んでます。

しかし、便利になる分、危惧されるコト(ケアしなければいけないコト)も増えてきそうです。

これからの時代は、川がより良くなることを想像し、

「創造する知性、知恵、行動」が大事になってゆくのではないか、と思うのでした。

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12月18日(月)のつぶやき(リブログ)

2024-12-18 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。四万十は、晴れ。

ひさしぶりの朝日のまぶしさに目を細める朝です。やっほう。

川へ。昨日の大風ですっかり色を落した(落葉樹の枯れ葉が散った)岸辺。

裸の樹木は、冷たい風にカタカタと冬芽の枝を鳴らしています。

少し寂しさも感じられる冬の川景色。でも、そこには春を想像する楽しみもあるのです。

さぁ、家に戻って洗濯をしなければ、明日からは、また天気が崩れそうだし・・・。

今日の最低気温は、0、0度。

 

 最高気温9、2度。午後も晴れ。

陽ざしたっぷりだけど、冬枯れのフィールドを支配する

キリッと冷えた空気とピリッと頬に冷たい風に、しみじみと真冬の到来を感じます。

そして、クリスマスソング&年間のヒット曲が、やかましい(ほど流れる)ラジオをオフにすれば、

聞こえてくるのは、鳥の声だけ。静けさがゆるく流れる時に満ちてゆきます。

 

テレビを持たない暮らしをしている僕は、ラジオをよく聴きます(FM2局が入る)。

でも、最近は、(いつもダイアルを合わている)

地元の民放FM局がつくる番組は、スイッチをオフにするコトが多くなりました。

お口ならぬ、お耳にあわない番組が増えたので(エラソーですいません。でも・・・)。

そのかわり、ラジコやユーチューブで、ラジオ番組を聴く時間が増えたのでした。

*最近、お気に入りの番組は「Otona no Radio Alexandria」

*12月20日。四万十市のコミュニティー放送局「FMはたらんど」が放送を開始します。楽しみです。

 

そんな、ラジオ好きガイドの年末のオススメ番組は、大晦日の「NHK紅白歌合戦」です。

え?と思った方も多いとおもいますが、

見る紅白ではなく、(状況や衣装などを想像をしながら)聴く紅白は、まさに歌合戦。

室内で耳を傾けるのもよいけど、よりオツな楽しみかたは、焚き火キャンプなど野外で聴くコト。

 

ひとり旅で。

「ある年の大晦日。長いバイク旅の途中、初日の出を見ようと、海辺にテントを張った。

降るような星空の下、ひとり焚き火にあたりながら、

温めた缶詰をツマミに、ウイスキーを飲みつつ、ラジオで、紅白歌合戦を聴いた。

そして、旅を歌ったある曲に、ココロが震えた。旅歌の現場聴きだ。

それまでは好きでもなかった演歌なのに、しみじみと旅情をさそわれた僕は、思わず涙腺がゆるんだ。

その夜は、つい飲み過ぎてしまった。初日の出は、寝坊して間にあわなかった」

 

旅先で出会ったヤツラと。

『凍てついた冬の星空の下、一箇所に集まったキャンパーは、焚き火にあたりながら、食べ、飲み、語った。

吹きっさらしの川原で、タープなどで周囲に壁を作るなどの防風対策をしなかった。

おかげで、ばっちり服を着込んで焚き火にあたっていても、

体の前面はぬくいのに背中が冷たい、というジレンマにおちいったのだった。

しかたないので、時々、背中も焚き火であたためてやり過ごした。

 

誰かが持ってきてた小さなラジオから、NHK紅白歌合戦が流れてきた。

(好みではない)演歌が沁みるねぇ、と言った友人が、歌合戦の間のタイミングのよいところで大声で叫んだ。

「遠くから白組の健闘を祈る。こちらは陸の孤島四万十川、カヌー年越し部隊より!」と。

僕は、「こんなところで思わず聴く、紅白もいいもんだなぁー」としみじみ思った』。

 

「RADIO MAGIC」。さして変わり映えのない大晦日の歌番組も、少し工夫して、

いつもとは違うアプローチで、環境で聴いてみれば、新しい発見と感動があるかも、です。

さて、この大晦日。僕は、どこで紅白歌合戦を楽しもうか。

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南の川から(気まぐれダイアリー)12月17日

2024-12-17 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

  最高気温13、4度(最低気温0、0度。今季最低)。晴れ。

ひさしぶりに(早朝から)よく晴れた朝は、

キンと冷えた大気が、庭の草木を、車をうっすら白く染めました。

おーひやい!初霜です。南国四万十も、よーやく真冬のよそおいに。

 

昼どき。おだやかな陽気とポカポカ陽ざしにさそわれて、薄着で走れば、

風表の日陰の細道で、突如ビュウビュウと吹きだした北風に、フルエル。冬の風は気まぐれだなぁ。

大きな橋から見おろす四万十川は、激ヤセ。(少雨の)減水期の川は、

流れがとてもほそくゆるく、川原がグンとひろくなってます。透明度は、なかなかよいのですが。 

空をみあげるコトもおおい過疎の川のほとりのくらし(仕事柄ということもありますが)。

ことさら星がうつくしいこの季節は、夜空をながめる時間もふえてきます。

ホットウイスキー片手に、モコモコと厚着で。

ときおり、理解不能なあやしげな光り(UFO)が見えないかなぁ、

と目をこらしてみますが、僕は、これまで一度も見たコトがありません。あなたはありますか?

そして、見えたらオモシロイのになぁ、と思ういっぽうで、ある旅エッセイ本の一節も思いだすのでした。

 

『・・・ひとりが、UFOは存在するのだろうかという素朴な疑問を投げかけた。

さまざまな意見が飛び交ったが、私は天文台の研究員の男性がこう言ったのが忘れられない。

この広い宇宙には数千億個の銀河があり、各銀河に私たちの太陽系のような惑星系が無数にある。

その中に太陽と地球の関係に似たものがないはずがない。

それは宇宙のどこかに生命体が存在する可能性はあるということを意味している。

 

しかし、とその研究員は言った。

宇宙が現われて140億年、地球が生まれて40数億年、そこに現代に近い人類が登場したのが20万年前。

140億年を1日とすると、20万年は1、2秒ほどにすぎないことになる。

1日のうちの1、2秒。つまり、知的生命体としての人間が存在している期間というのは、

永い宇宙の歴史の中ではほとんど一瞬にすぎないのだ。

その状況は他の天体に生まれた生命体においても同じだろう。

だから、と研究員は付け加えた。

 

「どこかの天体に生命体がいたとしても、

その生命体が存在している時期と我々人間がいる時期が重なっているという可能性は極めて低い。

しかも、その生命体が、この広大な宇宙の中から、

米粒よりも小さい地球という天体を目指してやってくるという可能性は、ゼロに近い確率なのではないかと思います」

私は、その説明に深く納得してしまった。地球以外にも生命体が存在する天体はあるかもしれない。

だが、その生命体と私たち人類が遭遇する可能性はほとんどない。一瞬と一瞬は、交わらないだろうからだ・・・』

沢木耕太郎著 「旅のつばくろ」収録「一瞬と一瞬」より

 

『旅のつばくろ』 沢木耕太郎 | 新潮社

旅のバイブル『深夜特急』で世界を縦横無尽に歩いた沢木耕太郎。そのはじめての旅は16歳の時、行き先は東北だった。あの

頃のようにもっと自由に、気ままに日本を歩いてみた...

 

一瞬と一瞬は、交わらない、か。でも、見あげる星の海には、

奇跡をさがして、果てしない孤独な航海をつづけている探査機ボイジャーもいます。太陽系も遠く離れて。

何度もトラブルに見まわれながらも回復し、旅の便りを送ってくるボイジャーには(けなげな?姿には)、

親近感を抱く方も多いコトでしょう。探求する旅をつづける者同士として。

「Va ou tu veux, meurs où tu dois.」行けるところまで行き 然るべき場所で死ね *フランスの諺

ボン・ボヤージュ!!

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12月16日(金)のつぶやき(リブログ)

2024-12-16 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2022)再掲です

 おはようございます。四万十は、晴れ。

おーさぶい・・・。

草木も車の窓も白く凍った今日の最低気温は、-1、9度(今季最低)。

朝の川は風がないけど、キリリと冷えた空気に、じっとしていられず。

たえず歩きまわり、カラダを温めながらシャッターを押しました。

南国の川にも真冬がやってきました。ぜよ。


 
近所の自販機のコーラ(ペットボトル。500㍉)が、180円!になっていた。
マジか・・・。きっちり160円しかもってこなかったのに。
 

 

  最高気温13、7度。曇りときどき晴れ。

太陽がバッチリ顔を見せたのは、昼どきにちょっとだけ。

うーん、ひやい・・・。雪がチラついてもおかしくないほど。

ねずみ色の空の下、(スキマだらけの)部屋のなかで、ダウンジャケットを着て過ごしてます。

ずるずると温かいお茶をすすりながら、思う。

ばやぼやしているうちに、真冬に、クリスマス・シーズンになってしまったなぁ、と。

くまあなにこもるころ(七十二候)か。さて、そろそろ僕も・・・。

 

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夜のフェリー( I Like スローな旅)

2024-12-15 | ・最新のお知らせ・イベントなど

 夜のフェリー(I LIKE スローな旅) 2010年に書いた旅雑文です。期間限定きまぐれ公開中。

 

 ・オートバイ・車・高速バス・フェリー(長、中、短)・新幹線・電車(夜行、鈍行、特急) 

これまでに僕が、「東京~四万十、静岡~四万十、出稼ぎ先~四万十」の往復に利用した交通機関。

(四万十に住むまでは、東京暮らし。静岡には、実家があります)

寝台特急、飛行機、ヒッチハイク、自転車、カヌーの利用はザンネンながらまだありません。

友人には、シーカヤックで海伝いに帰れば?と言われますが・・・笑。

いろいろな乗り物や方法がありますね、旅の目的地までの移動手段としては。

その中でも、のんびりと海路をゆく長距離フェリーの旅が、僕はけっこう好きです。

 

 マイバイクを積んだ夜のフェリー。

月明かりに照らされた、静かな海を走る長距離フェリー。

船旅のお供は・缶ビール・ポケットウイスキー・柿ピー・ガイドブック・雑誌・文庫本。

乗客もまばらな雑魚寝の2等船室で、薄い毛布に包まり、缶ビールをプシュと開け、文庫本を開く。

それは、いわゆるひとつの小さなシアワセな時間。少確幸。

ごろ寝に飽きたらデッキに出て、夜風に吹かれながら、夜の海と星空を眺める。

下船時、船底からバイクで陸に飛び出して行く、その瞬間のなんとも言えない開放感もステキだ。

 2頭船室で、他のツーリングライダー達と酒宴でおおいに盛り上がったのは、

バイクで乗り込んだ、北海道行きフェリー、沖縄行きフェリー。

星空のデッキで夜風に吹かれながら、センチメンタルな旅の思いに浸ったのは、小笠原航路。

 

 水平線、どでかすぎる空、それしか見えなかったナーバスな5日間は、

オーストラリア北航路(小さな貨物船に、船員以外の乗客は僕1人だけ・・・)。

大荒れのタスマン海に、立つことも出来ず吐きまくった、ゲロウなタスマニア航路。

 

 みかんをくれた隣のおばちゃんと話をすると、

おばちゃんの住まいは、東京の僕のアパートの近所だと知って、「あら、びっくり」

意気投合した僕らが日本酒でカンパイしたのは、高知~東京フェリー。

そして、まだ見ぬアコガレの大自然にココロ踊ったのは、東京~鹿児島~屋久島航路だ。

 

 「そんなに急(せ)かんでも、エエんとちゃうやろか・・・」

のんびりフェリーの旅は、好きな作家のそんなつぶやきをフト思い出させる。

 ゆっくりとゆるーい移動時間。

長距離フェリーの旅では、さまざまな風景やいろんな人との出会いがありました。

そして旅は、沢山の素晴らしい(良くも悪くも)思い出を僕に残してくれてます。

しかし、この数年で高知発着の、東京~高知、大阪~足摺、大阪~高知は、ザンネンながら航路が廃止。

僕はイチマツの寂しさを感じているのでした。

このような風潮では、ブルートレインも・・・「早く乗っておかないと!」ですね。

「 I  Like スローな旅」

 

追記(悲報):ああっ、ついに宿毛~佐伯フェリーも・・・→ 宿毛フェリー所有の船差し押さえ

 *ブログタイトル「夜のフェリー」は、山口岩男 アルバム「ブルームーン」より


 

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南の川から(気まぐれダイアリー)12月14日

2024-12-14 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 最高気温10、5度(最低気温2、3度)。曇りのち晴れ。

このところ四万十の朝の空は、曇りがち。陽射しすくなく、さむい朝がつづいてます。

でも、昼ごろになるとピュウピュウ冷たい北風が、雲を吹きながして、冴えた青空をつれてきます。

風裏のポカポカ陽ざしのウレシサよ。だ・け・ど、冬の太陽は、すぐお山に沈んでしまうのだよなぁ。

 

それでも、我が家は、風裏で三時半ころまで陽があたるのは、ありがたい。

冬場、家に陽が当たる時間がとても短い近所の知人は、洗濯物が乾かんし、ひやい!とぼやきます。

 

四万十川沿いに住むときは、(山に囲まれた狭い土地に住むときは)

陽あたり、風あたり、水あたり(大増水した時の水位)にくれぐれもご注意を。あ、あと人あたりのよさにも。

♪きれいな月だよ出ておいでよ 今夜も二人で歩かないか♪

明日12月15日は、満月(コールドムーン)です。

人少なく、灯り少ない四万十川の川原は、月を見るにもよいところ。

焚き火にあたり、お酒でも飲みながら、師走のまあるい月をのんびりながめてみては?

ごろごろ石の川原では、コットを使うとカイテキですよ。

 

「満月の光りを沈下橋で浴びた2人は結ばれる」とこのあたりでは言われます。

ウソです。これは今、僕がかってに思いつきました。

でも、—緑のなかを青くながれる昼間の川とはちがう表情を見せる —

神秘的なムーンリバーは、2人のロマンチックな気分を、きっとぐっと高めてくれますよ。ぜひ。

 

あなたは、ごきげんよろしいほで、けつこです。

15日、かわらでおつきみしますから、おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい。

さむいのであったかいふくそうで。

さのねこ拝 

凍るどムーン。

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12月14日(水)のつぶやき(リブログ)

2024-12-13 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2022)再掲です

 おはようございます。四万十は、曇り。

いやはやすごい風だ・・・。朝の川は、小雨混じりの強風が吹きまくっています。

風吠える川。

沈下橋の上で、風上に体をかたむけ、足を踏んばりながら、冬の風とたわむれる。

ひやいけど、気分がすかっとする。僕は、この風がなんとなく好きや。

今日の最低気温は、6、2度。

晴れてきた。

 

   最高気温11、4度。

雨が降ったり、雲ったり、晴れたりのくりかえし。

大風がタクトをふるうような、猫の目天気な冬の日です。にゃー。

 

それにつけても冬の雨の冷たさよ・・・。

濡れネズミとなった僕は、ベランダで、ぶるぶると震えました。

昼どき。

青空の低いところを、グレーの雨雲が足早に流れて、ときおりパラパラと雨を散らしてゆく。

ん、これくらいなら、まぁ、大丈夫だろう、とたかをくくった僕は、強い風の路上をトロトロと走りだした。

20分ほど走り大橋へ。凍えをはらんだ強い風が、橋をビュウビュウとわたっている。

ぐんとピッチがあがる。眼下には、落ちアユを狙う川漁師のスガタが、まだ見える。今年は長くやってるなぁ。

 

折り返し地点を少し過ぎたところで、パラパラと雨が・・・。わおっ。

そして、ふたたび大橋をわたる手前で、雨は本降りに。うーん、マジか・・・。

スピードをあげたいけど、(このところ毎日走っていて)疲労がたまった足は、もういうことを聞かない。哀号。

ぶるぶる。ハークション!ずぶぬれで震えながら家にもどり、スバヤク着替えながら思う。

猫の目空を、なめてたなぁ。12月の雨は、冷たいなぁ・・・と。

「キープ・ドライ。ドント・ゲット・ウエット」。冬に野遊びをするときの鉄則です。

 

さてさて、今夜は、夜空たかく吹きぬける強い季節風が、星の光をあざやかにゆらしそうです。

ふたご座流星群を見るときは、あたたかい服装と支度で。風邪などひかぬように。

画像は、2月撮影。

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12月13日(水)のつぶやき(リブログ)

2024-12-12 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。四万十は、快晴。

広く深く澄んだ青空、(もっとも遅く昇る)朝日に輝く黄葉と川、

ひやい北風とぬくい太陽、美しく心地よい初冬の朝です。

コーヒーを飲みながら、ぽけっと風に吹かれ川を見ていると、あっという間に朝も終りに・・・。

四万十は、スローな時と川が流れるところです。 

今日の最低気温は、11、1度。

 

 最高気温19、3度。午後も晴れ。

すみずみまで晴れ渡った青空には、一かけらの雲も見えません。

「家にいるのはもったいないなぁ・・・」。

昼前。ポカポカな陽ざしのぬくさに、カラダがうずいた僕は、ジョキングウェアに着替えて路上へ。

そして、庭先で掃除をしている近所のおんちゃんと、こんなあいさつを交わしました。

「今日は、ぬくいっすねぇ」

「おおっ、まだこっちにおったか。

昨日も今日もぬくいねぇ。けんど、来週は雪が降ると(天気予報が)いっちょったぜ」

「マジっすか・・・」

このところのぬくさに、うだうだと沈没しているデラシネガイドも

そろそろ真面目に、本格的な越冬支度をしなければ・・と思うのでした。なまねこなまねこ。

 

風がなく、日当たりのよい道を走っているときは、陽ざしの強さに思わず汗をかくけど、

岸辺の林道の長い日陰に入れば、とたんにヒエヒエ空気に急速冷蔵されて、おーひやい!太陽が恋しくなるのでした。

ガサガサと落ち葉を鳴らして走ってゆく小道は、冬の陽に輝く黄葉が美しい。

ある小さなカーブを曲がる、わおっ!目の前にタヌキのスガタが。

タヌキは、興味しんしんで様子を見ているこちらを無視して、

平然と横を通りすぎたあと、とことこと林のなかへ消えてゆきました。何事もなかったかのように。

タヌキも、冬支度のコトで頭がいっぱいになっていたのかも?しれませんね。

*この辺りには、ツキノワグマはもう生息していません。

ふたご座流星群の極大は、明後日14日夜~15日明け方です。

しかし、(予報によると)四万十の夜空は、14日の午後から16日の夜頃まで、雨雲に閉ざされるようです。

うーん、ザンネン。でも、(月灯りがない)新月の今夜も、流星群を見るには好条件とのコト。

今夜は、川原か駄場(開けた場所)にコットを広げて、冬用のシュラフに包まって流星を探してみよう。

ただ、いつも早寝の僕は、果たして起きていられるか?どうか?まったく自信がありませんが。

あんたもヒマねぇ・・・。

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たのしい水べから

2024-12-11 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2010年冬に投稿した「たのしい水べから」再掲です。

 水辺をめぐる素敵な本を、図書館で見つけました。

「水辺にて」 on the water / off the water  梨木香歩著

旅先の水のフィールドで、ファルトボート(折り畳みカヤック)を漕ぐ著者が、

水辺の自然や思索をつづった、センス・オブ・ワンダーにみちた21篇のエッセイ。

冬は活動休止中の、「引きこもり、野外遊び人」にも、おすすめの一冊です。

 

  北太平洋の様々な海域を回遊しつつ、鯨は発信ばかりではなく、

私の思いも及ばないような「受信」「返信」を楽しんでいるのかもしれない。

例えば、もっと深海から。例えば宇宙から。そして自身の内なる世界から。

バラエティ溢れる地形からのエコーだけでも味わい深いものかも知れない。

あるいは宇宙ゴミ・デブリから漏れ出る何かの信号のように、

私たちが気づかないだけで世界に無数に充満する信号を紡ぎ合わせながら、壮大な歌を歌っているのかも知れない。

 

 宇宙のあらゆる場所で、人を含むあらゆる生物(もしくは鉱物、浮遊物とかも)が、

それぞれの孤独を抱え、確実な受信もの当てもなく、発信を続けている。

そして何もそれは、悲壮感漂うことではない。そう考えると、さぁっと風が通ってゆくようだ。

 

 北極圏で何ヶ月も孤独な生活を営むことが日常的だった、

あの写真家から受ける印象も、本来そういうものではなかったか。

明るく、豊饒な孤独。今は、この考えの方向性を気に入っている。

豊かな孤独。そちらの方から、少し明るい、軽やかな空気が流れてくるような気がして。

メランコリーは私をろくな場所に導かない。この藪を抜けて、舳先を、明るい方へ向けよう。

「発信、受信、この藪をぬけて」より。

 

例えば、ケネス・グレーアム著『たのしい川べ』の一部を引用したこんな文章。

  『・・・・そして、次の瞬間、モグラは、自分がちゃんと、

本物のボートのともに座っているのに気がついて、びっくりしたり、喜んだりしたのでした。

―略― 

「君、知っている?ぼく、今まで一度もボートに乗ったことがなかったんだ。」

「なんだって?」と、ネズミは、口をぽかんとあけて、叫びました。

「今まで一度も -君は今まで -ふうん、-じゃ、いったい、君は、今までずっとなにをしてきたの?」』

 

 ちょっと緊張気味だったKさんの表情が、川風に吹かれて、

また後ろで操船して下さるSさんのおかげで、だんだん変化してくるのが楽しい。

私もすっかり幸せな気分。

 

 『「ボートって、そんなにいいものかい?」モグラは、少し恥ずかしそうに、ききました。

けれども、そんなことは、きくまでもなく ―略― ゆるやかにボートにゆられていれば、すぐわかることです。

「いいものかって?君、ボートのほかに、いいものなんて、ありはしないよ。」

ネズミは、体をぐっと前へかがめ、櫂を使いながら、まじめな顔で言いました。

―略―

「ねぇ、君、ほんとに、けさ何もすることがないんなら、

いっしょに川を下って、一日ゆっくり、あそんでいかないか?」

(それを聞いて)モグラは、ただもう嬉しくって、

足の指をもじもじ動かしたり、満足のため息で胸をふくらませたりしながら、

いかにもしあわせそうに、やわらかいクッションにぐったりもたれかかっていました。

「なんてすばらしい日なんだ。・・・」』

 

 川の両岸は、すっかり秋景色。イタヤカエデは透き通るようなレモンイエロー。

木々の間で目立つのは、エゾヤマザクラの少し黄味の勝った明るい朱色。

燃えるような真紅はハウチワカエデ、ヤマブドウ。

岸辺には丈高いヤナギの仲間が、ほっそり群れて立つ。

風は葉の一枚一枚をそよがせながら、日の光を煌かして吹き渡る。

乾燥した空気の移動が、風としてそこそこに感じられ、-ああ、なんて気持ちいいんだろう。と思わず呟く。

―略― このパドルは、「羽のように軽い」とBカヌーセンターのK氏に勧められたもの。

この日、使うのが初めてで、それもワクワクすることの一つだったのだが、本当に羽根のよう。

申し分のない一日!

「川の匂い、森の音 1」 より

 

 『たのしい川べ』。ボートをカヌーに置き換えれば、まるで自分たちのモノガタリみたいだなぁ。

冬は引きこもり中の、カヌー親父の遊びゴコロをくすぐる、ネズミ君とモグラ君のやりとりです。

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12月12日(月)のつぶやき(リブログ)

2024-12-11 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2022)再掲です

おはようございます。四万十は、快晴。

早く来すぎたか・・・。

川原の大きな山影がじわじわ小さくなる様子にじれながら、沈下橋の上でひやい風にフルエル。

日の出がずいぶん遅くなったなぁ。もうすぐ冬至だなぁ、と思いつつ。

そして、川面を陽が照らす、ともう8時、わおっ・・・。

陽のある時間を大切にしたい冬です。

今日の最低気温は、2、5度。

はらへった。朝メシが遠い朝・・・。


遅い朝メシを食卓に用意完了すると、庭が鳥の声で少しニギヤカに。

ん?おおっ、アオゲラ、コゲラがやってきてるではないですか。

双眼鏡を手にとり、しばし、バードウオッチング。

うーん、朝ゴハンがさらに遅くなった。味噌汁が冷めた・・・。でも、ラッキー!!


 最高気温6、6度(江川崎)。15、0度(中村)。晴れ。

ポカポカ陽ざしの風裏で、日なたぼっこにうつつをぬかす午後です。

12月14日(水)の夜、ふたご座流星群がピークをむかえるのですね。

前後数日もそこそこ流れるそうです。

 

四万十川の川原は、人家や外灯などの明かりの影響が少なく、

夜がしっかりと暗く、夜空にはたくさんの星が輝きます。星を見るにもよいところ、です。

焚き火にあたり、お酒でも飲みながら、流れ星をのんびりながめてみては?あたたかな服装で。

ごろごろ石の川原では、コットを使うとカイテキですよ。

 

「あなたは、ごきげんよろしいほで、けつこです。

14日、ちんかばしのかわらでほしみしますから、

おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい」。さのねこ 拝

 

以下、いつかの初冬の日に書いた雑文です。

 

時には星の下で眠る。

昨夜は、21時過ぎ~23時の間に、計26個の流れ星を見ることができた。

初冬の夜の庭で、コットの上に広げた寝袋にくるまり、

時折、うつらうつらとフネを漕ぎながら、流星群がピークをむかえる夜空をながめた。

夜深くなるにつれ、寝袋をとおして、冷気がしんしんとカラダに染みこんでくれば、

ぶるっとカラダがふるえ、夢うつつのまどろみからから、凍みるような冬の夜に引きもどされた。

おーさむい・・・。ウイスキーをのみ体をぬくめ、イヤフォンでスティーヴィー・ワンダーの曲を聴く。

♪イフ・イッツ・マジック

もしもこれが魔法なら・・・ なぜ永遠に続かないのだろう

いつも輝く太陽のように 詩人の尽きない詩のように 銀河のように

それは宇宙全体の 心の鍵を握る それは食べなくても君を満たし のどの渇きをいやす♪

降るような星空の下で、ウイスキーとスティーヴィーの歌声に酔う。

それは、初冬の夜の「グット・タイムス」。

 

大きく明るい星が、夜空の低いところをゆっくり流れてゆく。

小さく明るい星が、夜空の天上をかすめるようにスバヤクながれて消えた。

 

深夜、背中からジンジンとしみてくる冷気で、寒さに眠れない夢からさめた。

さむっ、まだ夜か・・・。もう一杯ひっかけて、あたたかな部屋にもどる、と酔いが一気に花開いた。

ふらふらとチドリ足になった僕は、足がもつれ、

ゴツン!!机の角に頭をしたたかにぶつければ、そこでもまた星が見えた。見たくもない星を。

 

冬キャンプも流行っている昨今。寒い野外だと、お酒を飲む量がついつい増えてしまいがちです。

ぬくいテントに戻り、思わぬ泥酔にドジ踏んで、つまらぬ星を見ないように、皆さんもご注意を。

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旅雑文&レターフロムSは 

2024-12-10 | ・最新のお知らせ・イベントなど

   

アーク佐野は、気がむいた時に、レター&旅雑文を書きなおしています。ぼちぼちと。

書き直したものは、カテゴリー「最新のお知らせ」にて冒頭の一部をご覧になれます。

全文は、カテゴリー「レター&旅雑文でご覧になることができます。

 

*期間限定で全文を公開しているレター&旅雑文もあります。

*「レター&旅雑文」は・書き直す・主観的な文章、といった理由で、

誰でも読めるようにはしていません。あしからず

*River&Sky2012~2019の一部は、パスワード公開です。

それでもイイよ、読んでみたいぞ、という方は、メールにてご連絡を。

対象:基本的に、これまでにツアーに参加された方。アーク佐野、友人、知人など。

 

旅雑文

・熱風大陸で冷たい水を・雨のステイション・サンキューブラザー

・イマジンとホットドッグと・大風の荒野でウンがついたハナシ

・秋雨の旅の空から・旅立ちの春に・カレーな晩夏・こんがりサマー・かゆいディズ(かぶれちまった悲しみに)

・焚き火とさびた観覧車・雨音のテントとウイスキー・ひだまりのヘビとハードロック

・ブルーにこんがらがって・夜のフェリー・われ走りおえてカニとたわむる

・ココロも温める音・友がみな我よりえらく見える日は

・9月11日に考えたコト・川の上からながめる空・グランテトラにワインを詰めて

・青春18カヌー・アノラックパーカーとさくら雨・ごろごろわん・冬至の陽と物語 など

レターフロムS

レターフロムS 2020春 ヒマんとがわ雑記 1・レターフロムS1

・レターフロムS 夏空日記1・レターフロムS 夏空日記2

・レターフロムS 番外 仁淀川 純情? 前編&後編 ・レターフロムS 2012 ヒカリの春の川へ

・レターフロムS 2018 夏ゆく川で ・レターフロムS5  秋の黒尊川をカヤックで下る

・レターフロムS9 「真冬の瀬に突入せよ」の巻・レターフロムS11 春の海脱線バナシに花が咲き など

River&Sky

・River&Sky2012~2021 パスワード公開です

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12月11日(月)のつぶやき(リブログ)

2024-12-09 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

  おはようございます。四万十は、曇りときどき小雨。

陽がなく肌寒い朝です。ぷるぷる。

朝の川は、チラリと太陽が顔を見せましたが、これから天気は、夜にむかって下り坂とのこと。

今宵は、ひさしぶりのまとまった雨が期待できそうです。

ラジオを消して、小さな雨音と鳥の声を聞く朝。川のほとりの師走は、静かです。

今日の最低気温は、8、9度。

 

 最高気温15、4度。午後は、雨。シトシト時々ザァザァと降ってます。

12月の雨に閉じ込められた日は、コタツ虫と化して、本を読んだり、メールを書いたり。

「そうはいいつつ、中年からの旅もまたいい。

若い時に旅ができなかったら、年老いた時に語るものがないのだとしたら、

中年で旅をしなかったなら、ほとんど老後、語るものはまったくなくなってしまうのである。

旅にでよう。若ければ、いや、若くなくても、旅にでよう」 オールウェイズⅢ 開高健

Cさんへ。

「おひさしぶりです。お元気ですか。

Cさんが愛する○○島には、相変わらず通ってますか。

こちら南国の朝の川に吹く風も、めっきり冷たくなり、本格的な冬がすぐそこまできているのだ、と感じます。

レモンイエローの葉を落としはじめた岸べのエノキ。樹木たちも、モクモクと冬支度を整えています。

僕は、越冬の準備をしなければ・・・と思いつつもグズグズと初冬の四万十で沈没しちゃってます。

 

冬のフィールドは寒い。

でも、冬の海、山、川の景色、空の色、寒空の星、冬の陽のぬくもりや風、水の肌触り、匂いなど、

冬にしか見られないもの、感じられないもの、がありますよね。

葉を落とした冬枯れの森は、バードウオッチング、冬芽観察に最適ですし。

冬の○○島は、どんな感じなのでしょう?一度訪ねてみたいです(夏はありますが)。

これからズンズンと寒くなっていきます。どうぞお体を大切に、楽しい冬をお過ごしください。

そして、いつかまた、四万十に遊びに来てくださいね。遠いところですが」

さのねこ拝

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ウナギとワカサギが激減した宍道湖

2024-12-08 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2021年12月10日に投稿した記事を再掲です。

 ウナギとワカサギが激減した宍道湖  ナショナルジオグラフィック

「ネオニコチノイド系殺虫剤は現在、世界の農業分野で最も多く使用されている殺虫剤である。

ということは宍道湖で突如としてウナギが捕れなくなったようなことが、

世界のどこかでこれから起こるかもしれない。あるいは読者の身近な水辺で、

既に起こっているのかもしれない。それに気付けるのは誰だろうか?

 

日本では水田に大量の農薬がまかれるが、

そこから繋がっている川や海の状態は、漁師や釣り人くらいしか見ていない一方で漁師や釣り人は、

「最近〇〇が捕れない」「〇〇年前にはもっと〇〇がいたのに……」

と現場の変化には気づいていても、かつて魚毒性の強い農薬によって魚が瞬時に浮いたような激変でもない限り、

その原因が農薬だと判断できない」。ナショナルジオグラフィックの記事より抜粋

 

もちろん、四万十川にも農薬や生活排水は流れこんでいます。

水質が比較的まだ良いという理由の一つは、流域の人口が少なく汚水の量が少ないから、です。

川を、ただカヌーで下るだけでは、環境問題まで、なかなか目が向きませんが。

 

書籍『東大教授が世界に示した衝撃のエビデンス 魚はなぜ減った? 見えない真犯人を追う』から紹介

第1回 ↓

ウナギとワカサギが激減した宍道湖

1980年代から宍道湖で研究をしていた著者は、93年にウナギの漁獲が激減するなど夢想だにしていなかった。(書籍『東大教授が世界に示した衝撃の...

 

 

第2回

EUでは屋外の使用禁止も、ネオニコチノイド系殺虫剤とは

魚たちが直面している危機の原因が殺虫剤であるとわかれば、人類は魚を減らさない殺虫剤を創り出せるだろう。そこで、ネオニコチノイド系殺虫剤につい...

 

 

第3回

ネオニコチノイド系殺虫剤を使い始めた1993年に起きたこと

魚毒性がない殺虫剤を使い始めた年に、なぜ魚が減ったのか。山室真澄氏は魚のエサに注目し、検証してゆく。(書籍『東大教授が世界に示した衝撃のエビ...

 

 

 

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