おはようございます。四万十は、晴れ。
「風がひやいねぇ」「ひやいっすねぇ」
チャリを走らせながら、散歩中のおんちゃんとアイサツをかわし、沈下橋へ。
朝っぱらの川は、北よりの風がビュウビュウと強く吹いています。
水面には、白ウサギが飛 び、止めた自転車は、吹きたおされ、キャップは、被ってられないほどの。
おーさぶい、冬かよ・・・。ぷるぷる。
うっかり薄着できてしまったさのは、はやばやと川から退散したのでした。
冷たく強い風が吹く今朝の川は、冬のような風情が感じられました。
でも、季節はちゃんとすすんでいて、
昨夜の川には、ふわりふわり飛ぶホタル(ゲンジボタル)の光りが、チラホラと見られました。
南国四万十は、ホタルの季節となりました。
ホタルの光りの川を、カヌー(カナディアン)で下るのもオツな季節に。
最高気温21、1度。午後も晴れ。
♪風が強い日 雲が流れてく 手をのばせば 届きそうな空に 鳥の群れが 遠ざかってく♪
今日は、風曜日。
吠える風は、ベランダの手すりに干した布団もふっ飛ばしていきました。あらら。
風の通り道でもある川は、強い風が吹くコトもおおく、風向きは、季節によって変化します。
晩秋~春は、北よりの風(西~北東)が、初夏~秋は、南よりの風(東~南西)がよく吹きます。
*季節によっては、朝と日中で風向きが変わるコトも。雨や曇天、秋の川は、風が凪ぐことがおおい。
あたたかい季節の南よりの風は、カヌーには向かい風です。
夏の平水時の四万十川下りは、長いトロ場(流れがゆるいところ)に吹く向かい風のなか、
わっせわっせとパドルを漕がないと、なかなか思うように下っていけないコトも多おおい。
そんな、夏風とトロ場が、距離を稼がせてくれないときの川では
・カヌーの距離を短めにする・川遊びの時間を長くする、とより楽しく遊べますよ。
先日(5月14日)のツアーも、昼から強い向い風に吹かれましたが、
14日の川は、いつもより水位が高く、流れがはやく、
あまりパドルを漕がなくても、スイスイ快適にくだれるので、長い距離をくだりました。
R1A(江川崎スタート1日コース)。最高気温28、2度。漕行15キロ。
自然のなかを流れる川は、天候、風、水量などの要素により、刻々と表情をかえます。
人間の都合には、あわせてくれません。
自然が(マザーネイチャーが)、ドラマをすすめていくのです。
*画像は、5月14日撮影。