アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

5月21日(日)のつぶやき

2023-05-21 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 最高気温30、9度(最低気温16、6度)。晴れ。

澄んだ水色の空から、もう夏を思わせる強い陽ざしが、さんさんと降りそそいでいます。

木陰をふきぬける風は、とてもさわやか。絶好のハンモック日和です。

しかし、ヒルネでは、お腹はへこみません。岸辺の細道を、のろのろと走ることに。

 

ヒメジョオン、タニウツギ、ドクダミの白花がいろどる新緑の道端に、

(梅雨の岸辺を代表する)ホタルブクロとハナミョウガの花も咲きはじめています。

そんな梅雨がちかづく夜の水辺で、幻想的な光りの舞を見せているのは、ゲンジボタル。

 

夏色の空のしたを走りおえれば、全身はズブズブ汗まみれ。おおっ、あちゅい・・・。

思わず、ザブンと川に飛びこみたくなるのでした(飛びこまなかったけど)。

南国四万十は、ザブザブ川遊びも楽しめる季節になりました(晴れていれば)。

このところつづく夏のような暑さに、のんべんだらりと初夏を過ごしていたさのも、

さすがに衣替えをしなければとおもい、タンスのなかから夏服をひっぱりだしました。

するとなにをおもったのか、お目当ての夏服いがいにも、

(もう何十年も着ていない)古い服もひっぱりだしたのでした。

そのほとんどが、アウトドアブランドの高価なウェアですが、やぶれ、虫くいなどでボロボロです。

でも、ボロ着には、大切な思い出が染みついているのだ、と捨てずにとっておいたのです。

他人からみれば、ただのボロ切れなのに。

しかし、今回は、エイヤ!!断固として処分するのだ!と決心したもよう。

スバラシイ思い出は、記憶のなかにあればOK!というコトを、いい年してやっと気がついたようです。

 

服を処分したあとは、こんどはいらない本や雑誌、雑貨もしょぶんすることに。

すると空いたスペースは、ほこりだらけです。それを、ほうきやぞうきんなどで掃除すれば、

最初2時間ほどですむだろうと思っていた作業は、けっきょく1日がかりになってしまいました。

そして、すっきり片付いた部屋を見わたして、棚をつくればさらに広くなるな、と思うのでした。

22年も住んでいるのに、今ごろ気がつきましたか。そうですか・・・。十年一日。進歩がないおバカさんです。

 

夕方、さのが、風呂の水をはろうと、風呂の戸をあければ、浴槽のなかで何やらドタバタうごいてます。

ん?見たしゅんかん、ウオッ!と思わず大きな声をあげたあとフリーズしました。

そこにいるのは、マムシです。

「まじか・・・いつ、どこから?こんなのはじめて・・・」

おおきく深呼吸したあと、ややこんらんした頭で、どうしようか?と考えました。

そして、(折れて部屋のインテリアとして余生を過ごしていた)シングルブレードの木製パドルをつかい、

マムシとはなれて戦い、なんとか退治し、念仏をとなえました。はぁ~なまねこなまねこ、と。

 

そのデキゴトの1時間後、風呂の湯がわいたので、さぁ、はいるべ、

とバスタオルを手にとれば、こんどは、ムカデの親分みたいなデカムカデがすがたをみせました。

うわっ、またかよ!!デカムカデをたいじしたあと、

たてつづけに続く危機に、♪いいことばかりはありゃしない♪と湯舟のなかで口ずさんだのでした。

 

「美しい花には棘がある」と言いますが、美しい初夏にも棘(毒)があります。

うすらぼんやりと美しい初夏をすごしていると、いつの間にか足元にはキケンがひそんでいるコトも。

足元にはくれぐれも注意して、生きていきたいものですね。

♪われたパドルにゃ 未練はないが~♪

コメント
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