おはようございます。四万十は、雨。
シトシト雨が降ったり止んだりの朝は、レインウェアを着て、川原へGO!
6月の雨にけぶる川を、ぼんやりながめながら、コーヒー片手に雨音につつまれる。
長雨にココロも湿りがちな季節。
ねずみ色の空を見あげながら僕は、Every cloud has a silver lining(イギリスの諺)とつぶやきました。
今日の最低気温は、20、1度。
雨に似合う花、レインリリーが咲きはじめました。
花言葉は、「汚れなき愛」「潔白な愛」「期待」。
よごれちまったおんちゃんには、似合わないのだ・・・。
最高気温25、2度。午後も雨。シトシト時々ザァザァと降ってます。
雨音をBGMに、本を読んだり、ゴロゴロしたり。ふぁぁ・・・。
「二コルも高見もずっと日本の平均的な汚い川ばかり見ているので、四万十川はとても美しく映ったに違いない。
日本の他の川に比べれば、川の水も、川の両側になだれこむ山の風景も、この川は群を抜いてきれいだ。
僕は二十年前、十年前の四万十川の美しさはこんなものじゃなかったと思う気持ちを抑え、
初めて四万十川を見るこの二人の眼を通して川を楽しむことにした。
これだけ広い川で悪臭もゴミも目立たず、そして二級三級の瀬が続く川というのは、日本に何本あるだろう。
それだけでよしとしよう。
難しいことをいわずに、今この目の前にある陽光や、清々しい山の空気や、水の音を楽しむこと。
少なくとも川の上にいる間は川を楽しもう。文句は陸に上がってからいおう。
ぼくは頭の中に浮かぶ暗い想念を振り払いながら、川を下った」
なつかしい川、ふるさとの流れ 野田知佑 著