おはようございます。四万十は、快晴。
朝の岸辺は、ほのかにぬくい朝日とすこしひやい風がカラダに心地よく、
鳥(ジョウビタキやウグイスなど)の鳴き声が耳に心地よいです。
さぁ、大きく深呼吸して今日をはじめよう。うん、今朝の空気もオイシイです。
今日の最低気温は、12、2度。
最高気温25、7度。午後も晴れ。
朝晩は、めっきり涼しくなりましたが、日中の陽ざしは、まだなかなか強い。今日も夏日に。
太陽にじこじこと服を脱がされた僕が、素っ裸になってベランダのコットに寝転んで本を読んでいると、
ダッダッダッ!庭のスロープを、郵便屋さんのバイクがあがってきて、ややアセル。
「水面は日々微妙に変化し、色や波のかたちや流れの速さを変えてゆく。
そして季節はそれをとりまく植物や動物たちの相を、一段ずつ確実に変貌させてゆく。
いろんなサイズのいろんなかたちの雲が、どこからともなく現れては去っていき、
河は太陽の光りを受けて、その白い像の去来を鮮明に、あるいは曖昧に水面に映し出す。
季節によって、まるでスイッチを切り替えるみたいに風向きが変化する。
その肌触りと匂いと方向で、僕らは季節の推移のノッチ(刻み目)を明確に感じとることができる。
そのような実感的な流れの中で、僕は自分という存在が、
自然の巨大なモザイクの中の、ただのピースのひとつに過ぎないのだと感じとることになる」。
走ることについて語るときに僕の語ること 村上春樹
夢のなかでフネを漕いで、んん?冷たい風に起こされれば、あら、もう陽が山に沈みそう・・・。
秋の日は釣瓶おとし、ですね。さて、今宵の酒のあてを考えねば。
丸くなってきた月も肴に、ベランダで、一杯また一杯やるのも悪くなさそうです(満月は、29日)。
10月17日撮影。