アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

星降る川から(気まぐれダイアリー)2月20日

2025-02-20 | 星降る川から(気まぐれダイアリー)2025

 最高気温10、3度(最低気温-3、4度)。

四万十は、よく晴れて陽ざしがたっぷりだけど、風がひやい1日でした。

光りは春、風は冬のような。

咲きはじめた梅の花も冷たい風に身をすくめる、「February Story」です。

それでも、来週の半ばころからは、春のきざしを感じられる陽気となりそう。

だから今は、冬のしっぽの寒さを、しっかりと味わっておこう。

寒さにふるえた者ほど、太陽の温かさを感じられるし、

(南国土佐の)短き春のムコウには、もう夏が待っているのだから。

うーんイイ天気!!家にいるのがもったいないのだ・・・と思えばコーヒセットをザックに詰めて、川へGO!

冷たくさえた青空の下、涸れ色の川原を、菜の花が冴えた黄色でいろどりはじめています。

カタカタ!冬芽のヤナギの震える音(春告げ木)。コロロロロー!キツツキのドラミング。

 

ポカポカ陽ざしの風裏の川原で、コポコポとコーヒーを淹れ、寝ころがって本を開く。

「カヌーで行く時は、他の乗り物と異なり、目に入るすべての風景は自分の腕で稼いだものだから、

それだけ感銘も深い。この山の向こうにどんな世界があるのか、とカーブを曲がる時は胸がときめく」野田知佑

 

21年間のツアーで、ARKは、たくさんのステキな思い出をゲストとともに作ってました。

新しい季節の向こうには、どんな世界が待っているのだろう。

ココロ高鳴る、冬のオワリ、春のハジメです。