アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

春さきの岩清水

2012-04-06 | 四万十川 春

 最高気温20度。

 春先は、岩清水がおいしい四万十です。

いつも散歩する川沿いのせまい道には、

山の斜面の岩のすきまから、チョロチョロと水が流れているところがあります。

深い山々の地面にしみ、土のなかや岩のあいだをくぐり、流れでてきた水。

たまに僕は、その水をすくってゴクゴク飲んでみます。

 

 春さきの岩清水は、適度に冷たく雑味もなくとてもスッキリしています。

暑い季節の岩清水は、ゆるくぼやけたような舌触りの水に、コケや土の匂いがほのかに感じられます。

冬場の水は、ビリッと冷たすぎて味を感じるスキもありません。

でもまぁ、(沢水から簡易水道にかわった、我が家の水の味の違いもよくわからない)

チガイのわからないオトコ、の感想なのであまり参考にはなりませんが。

 

 真夏の川にもぐると、おどろくほどヒンヤリと冷たい水の塊と出会うことがあります。

それは、山をくぐり川の中にコンコンとわきでる栄養たっぷりの伏流水。

豊かな山の森の水が、豊かな川、そして豊かな海をはぐくんでいます。

あなたも水ぬるむ季節に、四万十の水とたわむれてませんか。



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