のち 最高気温20度。
霞がかった青空。
やわらかな南風が、川べをふきぬけてゆきます。
ぬくい風に誘われた僕は、川沿いをゆっくりとチャリではしりました。春の音(歌)をききながら。
春風は、萌黄色の若葉をサワサワと揺らし、
濃緑(常緑樹)の葉をパラパラと落とし、竹林をカタカタと鳴らしています。
ウグイス、シジュウカラが、にぎやかに恋を歌うなか、
ヤマドリが、目の前をバサバサと飛んでいけば、
チョットコーイ!コジュケイが、やかましく僕を呼ぶ。いかないもんね。
川沿いに自転車をとめると、
ザァーザァーと流れる瀬音と、フィフィフィ―とカジカ蛙の歌が聞えてきます。
瀬終わりの渦では、流れに乗りきれなかったサクラの花びらが、クルクルと回っていました。
ふと、見上げた空には、綿のような春の雲。
春の四万十川は、自然の音に色に満ちあふれています。
カヌーにお茶やらお弁当を積んで「春の声」を聞きにでかけませんか。
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