アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

ぽちゃぽちゃ音のカヌーは

2012-04-14 | 四万十川 春

 最高気温20度。

 「ふるさとをいづれの春か行きて見む 羨ましきは帰るかりがね」(源氏物語・光 源氏)

歌意:どんな楽しみがあるのか、行ってみないとわからないというのに、

春になると古巣に帰ってくる雁がうらやましい。それにしても私には帰る家がない。

 

 二十四節気・七十二項では、4月10~14日頃を鴻雁北(こうがんきたす)と言うそうです。

このころに、雁たちは繁殖ため北へ帰ってゆくので、そうあらわされています。

四万十で冬を過ごしたカモなどの冬鳥たちも、春になると渡りをはじめます。

そしてしばらくすると、こんどはササゴイなどの夏鳥たちが、川べにやってきます。

 

 視線が水面に近く、機械音がないカヌー(ぽちゃぽちゃパドル音だけ)。

そんなカヌーで水の上を行けば、いろんな鳥をすぐ近くで見るコトができます。

・カワセミ・セキレイ類・サギ類・チドリ・トンビ・ウグイスは、水辺でよく見られる鳥。

・ヤマセミ・ヤイロチョウ(天然記念物)・クマタカ(絶滅危惧種)は、見れたらラッキー!な鳥です。

あなたもカヌー目線で、川の自然をながめてみませんか?

 


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