アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

紅葉の山トレッキング

2005-11-09 | 黒尊渓谷 黒尊山塊(春秋冬)滑床渓谷

 最高気温17、9度。

 今日は、紅葉の黒尊の山を歩いてきました。

黒尊川源流がある黒尊山塊には、またブナなどの自然林も一部残されています。

黒尊渓谷神殿橋から車で30分ほど山道を上り、

八面山登山口近くの道路脇に車を止め、ザックを担いで、さぁ出発です。

 空はあいにくのうすぐもり。

登山口あたりで標高は1000メーター。空気はヒンヤリとしています。

道路周辺の樹木は、キレイな紅葉を見せています。

ヒノキ林をぬけ、笹の登山道をゆっくり登り、大久保山を経て八面山頂上へ。

標高1165m。所要約30分。

八面山頂上では、アセビの群落が僕をむかえてくれました。

冷たく強く吹く北西風が、カラダの汗を一気にひやしてゆきました。

 

 八面山からブナ林の尾根(熊のコル)を歩き、三本杭山へ向かいます。

ガサガサ、つもった落ち葉をふみながら、ザザーッ、風が鳴らすブナ林を歩いてゆく。

尾根は、ブナを中心とした自然林で、ブナ以外にも

・ハリギリ・ヒメシャラ・ケヤキ・モミ・ツガ・ミズナラ・モミジ類・カエデ類の姿がみえました。

ここには、四万十の平地では見られない落葉樹の林があるのです。

大木も多く、おおきな木が好きな僕は、尾根を歩いてると気持ちが和みます。

 

 もう時期が遅いせいか、尾根の樹木はほとんど葉を落とし、紅葉は2割程度しか残っていませんでした。

日曜日の激しい雨と月曜日の強風が、紅葉を蹴散らして行ったようです。

(少し標高が下がった斜面の林では、まだ6~7割程度紅葉が残り僕の目を楽しませてくれました)。

 三本杭山頂上手前、その急登区間では、少し足がしんどく、たっぷりと汗をかきました。

昼前、三本杭山頂上着。1226メーター。

 

 三本杭山頂上は、冷たい北西風が吹いていました。

汗で体を冷やさぬよう、アウタージャケットを着て僕は思う。

もう、冬がすぐそこまできてるんだ・・・と。

そして、弁当を食べコーヒーを飲んだあとは、すぐに下山です。

帰りは、落ち葉を拾いながら、来た時よりもゆっくりと歩きました。


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