あるBOX(改)

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1970年7/4 WBA世界フェザー級ランキング 

2002年07月02日 | ボクシング
70・7・4 WBA世界フェザー級ランキング 
C:西城正三(協栄/防衛3)

1位:ビセンテ・サルディバル(メキシコ/WBC王者)
2位:フランキー・クロフォード(米/直後に西城へ挑戦、判定負け)
3位:アントニオ・ゴメス(ベネズエラ/翌年西城に挑戦、KO勝ち)
4位:ホセ・レグラ(スペイン/元WBC王者、2年後返り咲き)
5位:ゴドフリー・スティーブンス(チリ/同年2月西城に挑戦、判定負け)
6位:クレメンテ・サンチェス(メキシコ/2年後柴田をKO、WBC王者に)
7位:ラウル・クルス(メキシコ/翌年柴田のWBC王座に挑戦、KO負け)
8位:岡田晃一(木村/東洋Jフェザー級王者、中根義雄に判定勝ち)
9位:エデル・ジョフレ(ブラジル/元B級王者、3年後WBC・Fe級王座へ)
10位:ロベルト・デュラン(パナマ/マルセルとの同国人Fe級ホープ対決に勝利)

・・・さすが栄光のFe級、錚々たるメンバーです。
このメンツの頂点に日本選手がいる事を、誇りに思いたい。

この時期、専門誌では西城vsサルディバルの統一戦が、現実味を帯びて
語られていた。西城の稲妻ボクシングに翳りが語られだした反面、同年の
12月に柴田に敗れるサルディバルだけにチャンスも大きかったかも。

実現しなかったのが惜しまれる。

同様にジョフレと戦っていても・・・と想像は脹らむ。

同時期、日本Fe級王者の柴田国明はJライト級6位ホセ・アコスタと
引き分け、キャリアを積んでいる。

そしてロベルト・デュラン(当時の表記はロバート・デュラン)。
おそらく初の世界ランキング。白黒映像のマルセル戦を見る限り、大柄で
長いストレートを放つ、踏み込み鋭いFe級。
翌年の小林弘戦ではダイナミックさに磨きが掛かっている。
前にも言いましたが、当時WBOがあったら間違い無くデュランはFe級で
初タイトルをGETしている。

西城と対戦していても・・・・?