あるBOX(改)

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ノエル・レディング死去

2003年05月14日 | 生活
5月11日、伝説のロックトリオ、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのベーシスト、ノエル・レディングが、アイルランドのカントリー・ヨークの自宅にて死去したとの事。享年57歳だった。
 UKトラック・レコードのマネジャーがウェブサイトにて訃報を発表したが、死因などは明らかにされていない模様。
 N・レディングは、1966年にJ・ヘンドリックス(G)、ミッチ・ミッチェル(Dr)とともに「ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス」を結成。
 デビューアルバム「Are You Experienced」を含め、「Axis: Bold As Love」「Electric Ladyland」、シングルの「パープル・ヘイズ(紫の煙)」など、元々がギタリストだけあって手数の多いベースプレイを展開。ジミ・ヘンが70年に死去する直前まで、数々の名演をサポートした。

また、1992年にはジミヘン、M・ミッチェルとともに、ロックの殿堂入りを果たしている。
ジミ死去以降も音楽活動を続けようとしたが、やはりジミ程の才能と共演した後では、他の相棒で満足する事は不可能だったようで。パッとした話題を提供する事は無かった。
セッション・レベルでは、ミッチ・ミッチェルと一緒にジェフ・ベックと共演する事もあったようだが。
相性的にジェフは、カチツとしたシャープなリズム隊と噛み合うからなぁ・・・。

ジミとも、一時は険悪そうな雰囲気になり。ボロボロの白黒映像で、ジミが後ろも振り返らず延々とダルそうに不機嫌演奏を続ける末期エクスペリエンスを見た事あるが。

あと、レコーディング風景も。リズムも逐一「ウッチャカ・ウッチャカ」とハイハットの刻み方から指示するジミに、戸惑うM・ミッチェルみたいなの聞いた事あるし。
反面、民主的なバンドだったとメンバーは語っていたと言うし。

でも、ジミが最も充実していた時期をともにしたノエル。
後の「バンド・オブ・ジプシーズ」でのコックス&マイルスのイマイチなリズム隊に較べれば。ただの使いっ走りじゃなく、ジミの音空間表現に貢献していたんだなぁ・・・なんて思って故人を立てておこう。

◆5/12(後楽園ホール)の試合結果
○4R
仲 晋太郎 判定 高田昌英
○6R
小笠原 真 判定 久保田智之
太田宏樹 判定 ナツキ・マツダ
松井 拓 判定 武島裕介
○8R
レイ・リャガス(比) 判定 池田政光
○東洋太平洋Lフライ級王座決定戦12R
山口真吾 判定 ウェンディル・ハニオラ(比)
○10R
林田龍生 判定 戎岡淳一