あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

VIVA!ロキシー・ミュージック!!

2003年05月23日 | 生活
ブライアン・フェリー(数年前、つ~か十数年前、フジのビデオCMで「ンドン・ストップ、ンドン・ストップ・ザ・ダンス♪」とクネクネ踊ってたヨコ分けハンサム親父)率いるロキシー・ミュージックの最新・再結成ライヴアルバムが発売されるそうな。
昨年、皆が諦めていた再結成~来日公演も行っった英ロックバンドのR・ミュージックだが。
再結成ワールド・ツアーを収録したライヴ・アルバム『LIVE』(CD2枚組)が、まず6月に彼等の母国にてリリース予定。
今回は、世界各地のライヴ音源の中から、厳選された22曲が収録される予定。なお、日本盤の発売は未定。
フリーのボックスも、ヴァンダーグラフ・ジェネレーターのボックスも日本盤は出なかったからなぁ・・・。はやく聞きたい方は輸入盤屋さんで、って事ですねぇ。

収録予定曲は・・・
◆Disc1
1 リメイク/リモデル Remake/Remodel
2 ストリート・ライフ Street Life
3 レディトロン Ladytron
4 我が胸のときめきを While My Heart is Still Beating
5 アウト・オブ・ザ・ブルー Out of the Blue
6 ソング・フォー・ヨーロッパ A Song for Europe
7 マイ・オンリー・ラヴ My Only Love
8 イン・エブリ・ドリーム・ホーム・ア・ハートエイク
  In Every Dream Home A Heartache
9 オー・イエー Oh Yeah
10 ボス・エンズ・バーニング Both Ends Burning
11 タラ Tara

◆Disc Two
1 夜に抱かれて More Than This
2 イフ・ゼア・イズ・サムシング
  If There Is Something
3 マザー・オブ・パール Mother of Pearl
4 アヴァロン Avalon
5 ダンス・アウェイ Dance Away
6 ジェラス・ガイ Jealous Guy
7 エディション・オブ・ユー Editions of You
8 ヴァージニア・プレイン Virginia Plain
9 恋はドラッグ Love is the Drug
10 ドゥ・ザ・ストランド Do The Strand
11 フォー・ユア・プレジャー For Your Pleasure

デビュー・アルバム(当時ブライアン・イーノ参加)より「リメイク/リモデル」から、ラストの「アヴァロン」まで、まんべんない選曲。文句なしだが。

過去音源の発掘もお願いしたいような・・・。
旧西ドイツの音楽番組「ビート・クラブ」の70年代演奏は、ベースがジョン・ウェットンな事もあって、そりゃ疾走感と迫力あって豪快なロキシーが見れたもんです(アフレコじゃなくマジのスタジオ・ライヴ!!)。
いまでも愛蔵盤の「アウト・オブ・ザ・ブルー」、正規盤ライヴではベースの音質絞られてて、せっかくの疾走感がオジャンだったのだが。
荒々しくってカッコ良かった事!!

同番組では、他にジェイムズ・ギャングの「ウォーク・アウェイ」の勢い豊かなライヴ・ヴァージョンや、イエスの「サード・アルバム(ジ・イエス・アルバム)」発表直後の瑞々しいライヴなど、70年代の名演の連続で感激の嵐・・・。

そういやザッパ御大も、ライヴ音源のイコライジングが激しくて。特にドラムのスネア絞るのは勘弁カンベンなのだが・・・。
サタデー・ナイト・ショーでの「アイム・ザ・スライム」のバスドラのカッコ良さなんか、ド~なんだ!?!?!
演者がイジくらない方が音が生きるんじゃないか?・・・・なんて。

色々考える今日この頃。演者の手の着いてない音源を、聴き手がもっと自由にイジくれる時代にならんかねぇ~。

「アイデン&ティティ」映画化

2003年05月23日 | 生活
ちょい前に知ったのだが

みうらじゅんさんのマンガ「アイデン&ティティ」が、映画化される事になったとか!

「アイデン&ティティ」とは。
みうらじゅんと云う、タモリ倶楽部系タレントであり、「マイブーム」の仕掛人であり、「ブロンソンズ」の片割れであったりする良く分からん肩書きの、でもデビューはヤングマガジンの「ハニィ」だったりする「カエル」や「ウシ」の登場人物を操る漫画家だったりする人が「本来漫画家」であった事を・凄まじく漫画家であった事を・しかもストーリー漫画が描けた事を改めて知らしめた傑作なのである。

ストーリーは、みうらさん自身も出演した「イカすバンド天国(イカ天)」(89年から放送され、バンドブームのキッカケとなったTBSの「勝ち抜きバンド合戦」的な番組)に出演したバンドをモデルに描き下ろしたモノで、ブーム後も自分たちの音楽を追求し、社会と折り合いをつけそうで つけ切れないロックバンド「SPEEDWAY」中島の独白を綴り行く。

・・・で、監督はブロンソンズの相棒でもある田口トモロヲ(プロジェクトXのナレーター)。ちなみに初監督。
主演は、今年の1月に解散したバンド「GOING STEADY」の峯田和伸(25才)。
 
原作のみうらさんは「音楽の経験があって、リアルな状況を知っている人にやってほしい」と、監督にブロンソンズの相棒のトモロヲさんを指名。
以前はパンクバンド「ばちかぶり」で、現在のイイ親父ぶりからは考えられない過激なステージを行っていたトモロヲさんは適任と言うか。

脚本は、なんと宮藤官九郎(32才)!「GO」「池袋ウェストゲートパーク」などの脚本で現在もっとも勢いある大人計画の出世頭(←松尾スズキ嫉妬!)の参加もGOO。クドカンもバンドやってる上、原作ファンでもあるから大OKでしょう。

その上、歌舞伎役者の中村獅童(30才=「ピンポン」に続き2作目の映画登場)も出演。ドラムにジョビジョバのマギー(30才)と、配役もGOO。
完成~公開は今冬の予定だそうで。

しかし、ここで気になるのは。
主人公の中島が、爛れたSEXに走ったり・生き方で妥協しそうになって混乱した時に現れ、意味深げな事を言って去っていく「ディラン」。
・・・誰が演るんだ?まさか本物のボブ・ディランか?(←なわきゃねーだろ!)

―――ひょっとして、エンケンさん?