あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

マンガ週刊誌も無料で配ってるんだねぇ

2007年02月27日 | 生活
職場の若いのが貰って来てたんで。
つい、パラパラと読んでしまいました。

「コミック・ガンボ」
中綴じで、225頁。内容は青年誌・・・かなぁ。
「世界初の無料マンガ週刊誌。2007年1月16日創刊!」ってな謳い文句で、ベンチャー出版社が発行したそうな。

目玉は
「BOCCHAN 坊っちゃん」江川達也(原作・夏目漱石/連載を前に江川×夏目房之介で対談)
「G-Cup」 板橋しゅうほう
・・・ってトコロか。

板橋さん、相変わらず絵がスッキリして上手いなぁ・・・。

その他、「林家木久蔵物語」が面白い。
絵が(色気を抜いた)三山のぼる系だし。桂三木助師匠のエピソードが楽しい。

そして、驚かされながらも嬉しく読んだのが
「岳人(クライマー)列伝」の再録。

村上もとか、渾身の登山漫画。
私は、 1980年の小学館・少年ビッグコミックス単行本(全2巻)を当時読んだクチだが。

登山漫画として、塀内夏子「おれたちの頂」と感動度はイイ勝負だが。
圧倒的な画力で「クライマー列伝」に軍配を上げてしまうワタクシ。

山並の表現が何より素晴らしいし(これはアシスタントさんの筆致の凄さだな)、さらに「岳人の人間ドラマ」が壮絶。

どうやら、毎週の掲載は無いが。
コンスタントに載ってて、その場その場で読ませて戴いております。

同・無料漫画誌の発行部数は、10万部(公称)。
毎週火・水曜に東京の主要駅と横浜・千葉・大宮などの駅付近で、通勤・帰宅時間に手渡し配布されるそうで。
(その上、パソコンや携帯電話でも無料配信されるらしい)

それらの読者が「クライマー列伝」に触れるのかと思うと、感無量。

どうせなら
谷口ジローの「青の戦士」や「ナックル・ウォーズ」とかも再録してくれないかなぁ・・・。